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2010年2月10日 (水)

日産 2010年 グローバルモータースポーツ体制を発表

日産自動車及びNISMOは、2月10日、2010年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。ワークス活動としては国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GTシリーズGT500クラスをメインに取り組み、チャンピオン奪還をめざす

【SUPER GTシリーズGT500クラス】

Sgt_gtr_motul_201001202010年のGT500クラスでは、持てる力を集中するためGT-Rの台数を1台減らし、ニスモ、チーム・インパル、KONDO RACINGからそれぞれ1台ずつの3台体制で参戦することとなった。

また、今季は、ニスモがタイヤをミシュランにスイッチし、3台が別々のブランドのタイヤを装着。さらに、昨年は性能調整に悩まされ、チャンピオンを逃した経緯から、今季のGT-Rはエンジンを新開発の3.4リッターエンジンVRH34Aに換装し、レギュレーションに合致した車両で優勝を取りに行く。

なお、GT500で参戦していたハセミモータースポーツはフェアレディZでGT300から参戦。これまでGT300に参戦してきたMOLAについては、未定

■2010年 日産GT500チーム体制

No.TeamMachineDriverTyre
23 ニスモ MOTUL AUTECH GT-R 本山哲/B.トレルイエ MI
12 チーム・インパル カルソニック IMPUL GT-R 松田次生/R.クインタレッリ BS
24 KONDO RACING HIS ADVAN KONDO GT-R J-P.デ・オリベイラ/安田裕信 YH

■2010年 SUPER GT GT500仕様 GT-R 主要諸元表

全長4,695mm
全幅2,000mm
ホイールベース2,720mm
トレッド(前)
トレッド(後)
1,685mm
1,675mm
車両重量1,100kg
エンジン型式VRH34A
排気量3,396cc
最大出力450ps以上
最大トルク40kgm以上
クラッチ5.5"カーボントリプルプレート
トランスミッション型式トランスアクスルタイプ6速シーケンシャル
ブレーキ(前)
ブレーキ(後)
ベンチレーテッドディスク
ベンチレーテッドディスク
サスペンション(前)
サスペンション(後)
ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
駆動方式2WD(FR)
ホイール(前)
ホイール(後)
13.0J x 18
13.0J x 17
タイヤ(前)
タイヤ(後)
330/40 R18
330/45 R17

FIA GT1世界選手権(FIA GT1 World Chanpionship)

Fiagt_gtr_srt_20100210FIA GT1 World Championshipは、FIA公認の2ドアGTマシンによる選手権で、レースは、基本的に2名のドライバーが1台の車両をシェアして1時間のレースを2回行い、レース途中でドライバー交代が行われる。

2010年からはGT1クラスを世界選手権として、またGT2クラスを欧州選手権として確立し、4月18日にヤス・マリーナ(UAE)で開幕、ヨーロッパ、アフリカ、南米の計10戦でチャンピオンを争う。なお、2010年はアジア地区での開催は見送られた。

NISSAN GT-Rは、2009年にスポットテスト参戦を行い、2010年からスイスレーシングチーム(SRT)スモウパワーGT(SUMO POWER GT)から正式フル参戦する。

GT1世界選手権エントリー:マセラティ(MC12)、アストン・マーチン(DBR9)、コルベット(C6.R)、フォード(GT)、ランボルギーニ(ムルシエラゴ)、日産(NISSAN GT-R)の6メーカー、12チーム計24台が参加。

■2010年 日産 FIA GT1参戦体制

No.TeamDirectorDriverTyre
22? スモーパワーGT J.ラムゼイ M.クルム/P.ダンブレック MI
23? スモーパワーGT J.ラムゼイ TBA/TBA MI
3 スイス・レーシングチーム O.ウェルティ C.ベンドリンガー/H.モサー MI
4 スイス・レーシングチーム O.ウェルティ M.ニルソン/TBA MI

■2010年 FIA GT1仕様 GT-R 主要諸元表

Fiagt_gtr_sumopower_gt_20100210

全長4,730mm
全幅2,040mm
ホイールベース2,780mm
トレッド(前/後)1,670/1,710mm
車両重量1,250kg(10年規定)
エンジン型式VK56DE
排気量5,552cc
最高出力600hp(10年規定)
最大トルク650Nm(約66.3kg-m)以上
クラッチ5.5"カーボントリプルプレート
トランスミッション型式リカルド製6速トランスアクスル
ブレーキ(前後 共)6ピストンキャリパー
カーボン製ディスク&パッド
サスペンション(前)ダブルウィッシュボーン
サスペンション(後)マルチリンク
駆動方式後輪駆動(FR)
ホイール(前、後)18×13.0J、18×13.0J
タイヤ(前、後)31/71-18、31/71-18

中国ツーリングカー選手権 2010(China Touring Car Championship 2010)

Ctcc_nissan_tida_20100210中国人ドライバーの育成を目的のCTCCの1600ccクラスに2台の日産ティーダが出場。
2010年は年間8戦を予定し、1レース60kmのスプリントレース。北京、上海F1、上海天馬、広東の各サーキットに加え内モンゴル自治区で開催予定。

・CTCCを走る日産ティーダは、中国広東省広州にある東風日産で生産された量産車両をベースに同省珠海に本拠地を置くギアスポーツがチューニング。1600ccのエンジンはニスモにてレース用にチューニングされており、マックスパワーよりもレースでの扱いやすさに重点を置いた仕様。車体の重心を低く、タイヤを17インチ仕様に変更。コーナリングスピードの向上を図っている。

ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)

「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標にしたスカラシップ・プログラムNDDPより、2010年は、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に4名が参戦、日産アドバンススカラーシップ対象ドライバー2名全日本F3選手権に参加。

■全日本F3選手権:佐藤公哉、佐々木大樹
■FCJ:松井孝允、近藤翼 、朱戴維、高星明誠

先日の合同テストで不可解であった謎が解けた。ハセミモータースポーツのGT-Rでの参戦は無く、ニスモチームはタイヤをBSからMIに変更し、3台共異なるタイヤメーカーとなった。このことは日産全チームという観点からはあまりメリットは少ないのでは?コースや天候によってのリスク分散はされるが、チャンピオンの為のポイントも分散されそうだ。

また、FIA GT1は新規参戦のスモーパワーGTチームに09年シーズンでGT-Rを担当したエンジニアのナイジェル・ステップニーとドライバーにミハエル・クルム/ピーター・ダンブレック組が加入。事実上はNISMOの本格参戦となるだけに、今後の動向に注目していきたい。

ちなみにFIA GT1のタイヤは4台共MIだ。SuperGTでNISMOがMIに変更した理由はココにあるのか?

日産 2010年 グローバルモータースポーツ体制(2009.02.27)

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