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2010年1月22日 (金)

SuperGT 鈴鹿合同テストの結果分析(1月19日~21日)

1月19日~21日まで3日間に渡って鈴鹿サーキットで行われたSuperGT500クラスの3メーカー合同テストのタイムをリストし、分析を行った。

■マシン

  • NISSANはNISMOが3号車と23号車の2台を走らせ、ブノワ・トレルイエが両方をドライブし、3号車TOMICAで全セッション中の最速タイム(1'52"531)を記録した。23号車MOTULは本山哲が主にドライブし、全体で7番手タイム(1'54"250)とトップと約2秒弱の遅れ。

Sgt_gtr_tomica_20100119 Sgt_gtr_motul_20100120

  • TOYOTAは昨年の覇者1号車のPETRONAS TOM'Sを脇阪寿一/A.ロッテラーがドライブし、全6セッション中3セッションでトップタイムを記録し、安定した速さを示した。(1'52"56
    また、6号車のENEOS SC430をTRDの“開発車”と位置付け、登録上430号車として伊藤大輔、脇阪寿一、立川祐路の3人が乗り込み最終日午後にセッショントップタイムを出している。

Sgt_sc430_petronas_20100120 Sgt_sc430_eneos_20100121

  • HONDAは注目のニューマシンHSV-010 GT 5台をカーボン地のまま投入、5台中最速は18号車の童夢1'54"133を記録したが、全体では6番手タイムとまだ上位とは2秒強の差がある。

Sgt_hsv010_dome_20100120 Sgt_hsv010_keihin_20100119

Sgt_hsv010_raybrig_20100119 Sgt_hsv010_arta_20100119 Sgt_hsv010_epson_20100119

■タイヤ

  • NISMOは今季のタイヤを23号車MOTULのブリジストンから3号車TOMICAと同じミシュランに変更か?(23号車にもMICHULINのステッカー)それとも今回のテスト限定か? その影響か21日AMウェットではダンロップから2~3秒も遅いタイムとなったのが気がかり。また、3号車には無いキャタライザー(触媒装置)が23号車には装着されている。(左前輪の後方マフラー内部形状の違いに注目)

Sgt_gtr_motul_20100119 Sgt_gtr_tomica_20100119b

  • TOYOTA勢はDUNLOP SARDがダンロップで21日AMのウェットで1番手タイムをマーク、それ以外はブリジストン
  • HONDA勢はNAKAJIMAがダンロップ、それ以外はブリジストン

■GT500以外の車両

  • 今年からFIA-GTに2チームからフル参戦のGT-Rは、ミハエル・クルムがテストを行い、安定したタイムを刻んだ。
  • スーパー耐久仕様らしいGT-Rは白いヘルメットのドライバー(名前不明)がテスト
  • SuperGT300クラスのJIMGAINER DUNLOP F430、FIA GT仕様の2台のJIMGAINERのフェラーリ F430を田中哲也/平中克幸がテストしたが、公表されたタイムは僅か。

【SuperGT合同テスト(1/19~21)走行結果】

PoNoClassEntrantCarDriver19AM Time19PM Time20AM Time20PM Time21AM Time21PM Time
1 3 GT500 NISMO HASEMI TOMICA EBBRO GT-R B.トレルイエ
/本山哲
1'54"787 1'56"457 1'52"531 1'53"028 2'08"162 1'54"291
2 1 GT500 LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S SC430 脇阪寿一
/A.ロッテラー
1'53"14 1'52"56 1'53"043 1'52"640 2'06"031 1'54"434
3 38 GT500 LEXUS TEAM ZENT CERUMO SC430 立川祐路
/R.ライアン
1'53"81 1'52"80 1'55"145 1'53"498 2'05"419 1'55"339
4 35 GT500 LEXUS TEAM KRAFT SC430 SC430 石浦宏明
/大嶋和也
1'53"92 1'53"13 1'54"434 1'53"578 2'06"516 1'56"854
5 6/
430
GT500 LEXUS TEAM LeMans ENEOS/TRD SC430 伊藤大輔
/脇阪寿一

/立川祐路
1'54"17 1'54"70 1'53"471 1'53"435 2'06"493 1'53"731
6 18 GT500 TEAM YOSHIKI & 童夢PROJECT HSV-010 GT 小暮卓史
/L.デュバル
1'55"172 1'54"275 1'54"133 1'54"307 2'06"024 1'55""248
7 23 GT500 NISMO MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
/B.トレルイエ
1'56"574 1'54"628 1'54"250 1'55"273 2'07"722 1'56"511
8 17 GT500 KEIHIN REAL RACING HSV-010 GT 金石年弘
/塚越広大
1'56"909 1'54"969 1'54"320 1'54"335 2'06"767 1'54"487
9 100 GT500 TEAM KUNIMITSU HSV-010 GT 伊沢拓也
/山本尚貴
1'55"580 1'55"413 1'55"568 1'54"332 2'07"529 1'56"586
10 39 GT500 LEXUS TEAM SARD SC430 A.クート
/平手晃平
1'54"66 1'54"77 1'55"243 1'55"237 2'05"028 1'54"725
11 32 GT500 NAKAJIMA RACING HSV-010 GT 道上龍
/中山友貴
1'55"534 1'55"214 1'55"101 1'55"101 2'07"197 1'56"164
12 8 GT500 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HSV-010 GT R.ファーマン
/井出有治
1'56"037 1'55"494 1'55"128 1'55"386 2'08"235 1'55"708
13 350 FIA-GT FIA-GT1 GT-R M.クルム 2'01"132 1'58"655 1'58"252 2'00"018 2'09"307 2'03"021
14 11 GT300 JIMGAINER DUNLOP F430 F430GT 田中哲也
/平中克幸
No Time No Time No Time 2'07"762 2'20"567 2'09"357
15 85 FIA-GT JIMGAINER F430 田中哲也
/平中克幸
- - 2'08"468 No Time No Time No Time
16 230 - R35 GT-R GT-R No name 2'12"659 2'12"911 2'10"205 2'12"409 2'21"775 2'12"438
- 86 FIA-GT JIMGAINER F430 田中哲也
/平中克幸
No Time - - - - -

※1月19日のみSC430勢はブリヂストンの記録タイムを記載
青文字は各マシンの最速タイム、灰色マーク
は各セッションの最速タイム
※路面:1月21日AMはウェット、21日PMはウェット/ドライでそれ以外はドライコンディション
※Driverは実際に運転したドライバーを記載

■8号車HSV-010 GT ARTA ラルフ・ファーマンのコメント

「色々とサスペンションのセットアップを試しているんだけど、まだクルマの動きがオーバーステアで、乗りづらい」

■今後の合同テスト予定

2月16日~18日鈴鹿:TOYOTA、NISSAN、HONDA
3月1日~2日岡山:TOYOTA、NISSANのみが参加

セパンでテストを行っていた12号車、24号車のGT-Rも加わるものと思われる。

期待のHSV-010 GTはGT-RやSC430とタイム差が2秒程あるが、シェイクダウンしたばかりの新車で大きなトラブルも無く、この程度の差であれば、やはりポテンシャルは非常に高く、開幕戦以降はかなり期待できると思われる。また、タイヤの変更がどうレースに影響してくるのかも興味深い。

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