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2009年11月

2009年11月30日 (月)

小林可夢偉、トヨタから参戦権を買収したステファンGPからF1参戦出来るのか?

2010年のF1参戦チームに関しては、撤退を表明したトヨタへのペナルティが注目されており、トヨタのグリッドについても不明確なままで、その内容によってはルノーの撤退ザウバーの参戦承認にも影響が出ると見られている。

そんな中で、“Blick”と“Auto Motor und Sport”は、トヨタがコンコルド協定を破ったことに対する罰金1億5,000万ドル(129億750万円*)を回避するために、参戦権をステファンGPに譲ることを検討していると報じた。

また、"Auto Motor und Sport" は、トヨタの技術責任者パスカル・バセロンとドライバーの小林可夢偉が、500万ドルのトヨタのスポンサーシップとともにステファンGPに加わる可能性を報じており、TF110の設計も利用するかもしれないとしている。

ステファンGPは、エンジニアリング企業AMCOが率いて2010年のF1参戦を目指すセルビアのチームで、2010年と2011年に年間500万ユーロ(6億4,778万円*)でトヨタのエンジンとケルンの施設を使用し、その後セルビアに移転すると報じられている。

また、ステファンGPとゾラン・ステファノヴィッチ社長は、8月にFIAのチーム選考過程について欧州委員会に不満を申し立てている。

【ステファンGPのゾラン・ステファノヴィッチ】

チームをトヨタのF1参戦枠に当てはめようとはしていない。我々は来年のために我々独自の契約を評価しているところだ。我々はトヨタのF1プロジェクトを引き継ぐために彼らといくつか合意のようなものはしたが、現在、詳細は話すことはできない」

「我々には完全な施設があるし、すぐにテストを始められる状況にある。それについては疑いないことだ。我々がそうすることができないと考える理由はない。実際、状況は正反対だ。現在はハンガリーGPだけなので、F1はこの地域にチームがあれば喜ばしいだろう」

しかし、FIAの暫定参戦リストでのトヨタの立場は条件付となるようで、12月初旬のモナコでのF1委員会で話し合われ、最終決定はザウバーの参戦承認と共に、12月中旬に開催される世界モータースポーツ評議会で下されるとみられている。

【ザウバーF1】

ペーター・サウバーによると、新生「ザウバーF1」チームの2010年F1マシンは「C29」と呼ばれ、フェラーリのエンジンとトランスミッションを搭載、カーナンバーは26と27が与えられるとみられており、「これまでよりも良いだろう」としている。新車の進捗も非常に良いらしい。

また、現在BMWザウバーのチーム代表マリオ・タイセン(57歳)は、BMWのF1撤退を受けて、2010年以降はBMWのモータースポーツ・ディレクターを務めるため、F1を離れる予定で、12月5日に発表されるBMWの2010年のモータースポーツ・プログラムの中にはル・マンも含まれていると噂されている。

可夢偉の来季の候補チームに関しては、昨日も書いたが、もう1つ「ステファンGP」が増えて計4チームとなり、可能性から見ると、ザウバーF1、ロータス、ステファンGP、ルノーの順となるだろうか。 結局トヨタの参戦権がどう条件付けられてステファンGPに受け継がれるかに依存してくる。 もし、ステファンGPの参戦が認められれば、可夢偉のシートは確実だが、無条件に認められるとは思えないし、あまり現実的ではないと思われる。

ここに来て、「可夢偉付き500万ドルのスポンサー」が一人歩きし、ドロドロとして来た感もあるが、琢磨の様な無念を思えば、前途とお支度金のある可夢偉にはどんなことをしても来季F1シートを手にして欲しい!

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2009年11月29日 (日)

小林可夢偉は売れっ子、ザウバー、ロータス、ルノー?

BMWからF1チームを買収したペーター・ザウバーは、2010年の数名のドライバー候補の中に小林可夢偉の名前を挙げた。可夢偉にとってはロータス、ルノーに続いて3チーム目の候補になると思われる。

F1_toyota_kamui_20091016c いよいよシート争奪戦も大詰め!

BMWザウバーは、先日カドバックへの売却契約が不成立に終わり、ザウバーチームの創設者であるペーター・ザウバーにF1チームを売り戻すことを発表した。

ペーター・ザウバーは、“SF Sport”のインタビューのなかで、2010年のドライバー候補としてニック・ハイドフェルド、ヤルノ・トゥルーリ、ペドロ・デ・ラ・ロサ、小林可夢偉、ヴィタリー・ペトロフだと語った。WRC転向が噂されるキミ・ライコネンの名前は出なかった。

スイスの“Blick”紙は、上記5名以外に、ヘイキ・コバライネン、クリスチャン・クリエンもザウバーのウィッシュリストに載っているとし、マクラーレンのテストドライバーを務めているデ・ラ・ロサの経験はチームにとって有用であると報じている。

トヨタがF1撤退したことで、ザウバーが13番目のグリッドを確保できる可能性は高まっているが、決定は来月に開催される世界モータースポーツ評議会まで先延ばしされている。

【候補者7名の現況】

◎ニック・ハイドフェルド:BMWからザウバーでも継続契約するか、ルノーのクビサがメルセデスGPに引っこ抜かれなければ、メルセデスGPの可能性もあり

×ヤルノ・トゥルーリ:ロータスとの契約発表直前でザウバーの可能性は無い

○ペドロ・デ・ラ・ロサ:マクラーレンのテストドライバー。USF1やフォースインディアの噂もあり

△小林可夢偉:ザウバー以外に元トヨタのスポンサーのパナソニック、KDDIをスポンサーにつけて、ルノーと交渉しているとの噂があるが、ルノーは撤退の可能性が大。また、ロータスの候補者4名(トゥルーリ、佐藤琢磨、ジャック・ヴィルヌーブ、可夢偉)の中の一人とも言われており、現在最も世界が注目している

△ヴィタリー・ペトロフ:今年GP2で2位のロシア人ドライバーで、来シーズンの所属チームに1,500万ユーロの資金を持ち込むことが出来るとされ、ルノーの噂もあるが、カンボスの可能性が高いと見られている

○ヘイキ・コバライネン:この7名の中で速さとポイント獲得が期待できる大物ドライバーであるにも関わらず、その去就は明らかでない。ルノーの噂もある

◎クリスチャン・クリエン:2008年よりBMWザウバーのリザーブドライバーでザウバー有力候補の一人。ヴィルヌーヴと同様、ロータスのガスコインにも面談したとされている。

可夢偉のF1シート獲得の可能性は、ザウバーで1/6、ロータスでは1/3、ルノーは来季継続参戦の可能性はかなり少ないと思われる。今こそ世界のパナソニックの力を見せて貰おう!

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2009年11月28日 (土)

ジャック・ヴィルヌーヴ、ロータスを訪問

ジャック・ヴィルヌーヴ(38歳)が11月26日、F1新規参入チーム、ロータスの英国ヘセル本部を訪問した。

F1_lotus_j_villeneuve_20091128 経験は豊かだが、38歳で3年間のブランクは大きいのでは?

グランプリ優勝回数11回、3年前にF1から引退した1997年ワールドチャンピオンは、2010年のF1復帰を目指してオーストリアで集中トレーニングをしており、今月初めにロータスと予備的交渉を行なっていると述べていた。

今回、ヴィルヌーヴはグループ・ロータスの施設を訪れ数日を過ごし、最新のロータス・エボーラをドライブしたという。

【ジャック・ヴィルヌーヴのコメント】

「ロータスで新しいポストに就いた友人ジーノ・ロサトと情報交換し、ロータスの魔法がどこから来るのかを見ることができて素晴らしい1日だった」

【グループ・ロータスのCEOダニー・バハールのコメント】

「ジャックがロータスを訪問してくれたことは名誉なことだ。我々は才能の集合体だ。そして、知識は我々の情熱と組み合わさる。この数日の出来事は、我々にとって特別な日となった

チーム代表のトニー・フェルナンデスは今週初め、Twitterに、ヴァージンの飛行機でニューヨークからロンドンに到着し「2つのシートに座るドライバーを4人に絞った」と書いていた。

さて、1つのシートはヤルノ・トゥルーリが、残り1つを佐藤琢磨、ジャック・ヴィルヌーヴ、小林可夢偉の3人で争うのか? 可夢偉はルノーとの交渉も噂されており、琢磨はロータスが本命のようだ。 可夢偉以外にもヘイキ・コバライネンなどの有名ドライバーの可能性もあるが、今回の報道でジャック・ヴィルヌーヴ一歩リードの感もある。

経験と速さの両方を兼ね備えた琢磨よ、決して負けるな!

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2009年11月27日 (金)

BMW、条件付でペーター・ザウバーにF1チームを売り戻し

BMWは11月27日、カドバック・インベストメント・リミテッド社への売却が完了しないことを発表し、F1チームの2010年参戦承認を条件として、チームをペーター・ザウバーに売り戻すことで同意した。

ザウバーは1993年にチームを設立し、2005年の終わりにBMWが買収し、BMWのワークスチームとなったが、2009年末でのBMWのF1撤退を受け、カドバックが買収し、チームの株はカドバックとペーター・ザウバーが所有していると思われていた。しかし有罪判決を受けた詐欺師のラッセル・キングの発案によるこの買収は資金不足のため完結していなかったと考えられ、ザウバーチームとして2010年に復帰することになりそうだ。

【ペーター・ザウバーのコメント】

「このような解決策を見出すことができて、とてもホッとしている。これでチームの本拠地と作業場の大部分を保持することができる。新チームはF1で素晴らしい未来を築けると確信している。新しい構成条件を用いたF1の最近の変化は、プライベートチームにプラスになる」

「ここのスタッフは非常に能力があり、モチベーションも高い。彼らとともにこの新しいチャレンジに立ち向かうのが楽しみだ。非常に成功した4年間を共有できたことについてBMWに感謝したい」

【BMW AG取締役クラウス・ドレーガー博士のコメント】

「この解決策にとても満足している。これはチームの将来にとって最も重要な条件を満たしている。ペーター・ザウバーと我が社との関係は常に良好で、無条件の尊敬という特徴がある。ペーター・ザウバーとチーム全員に、この4年間の素晴らしい協力を感謝したい」

また、BMWはザウバーとの合意により、人員は現在の388人から約250人に削減することも発表している。

ザウバーに対しては、アメリカ人投資家が救済に乗り出しているとの噂もあり、経済的にも問題はなさそうだが、サウバーが2010年に14番目のチームとして参戦するためには、FIAと全チームの同意が必要となる。
FIAは既にカドバックを承認しているが、ウィリアムズなどは、チームの新しいオーナーの素性がわからないために反対していた。しかし名の通ったザウバーの再エントリーに反対する理由はないと思われる。

また、ザウバー復活により、旧BMWのドライバーのニック・ハイドヘルドの去就も注目とされる。チーム数が増えることは、可夢偉や琢磨にとっては良いニュースなのだが、トヨタF1参戦権のステファンGPへの売却というバカな噂はともかく、トヨタ撤退へのペナルティの内容次第では、ルノー撤退の可能性もあるだけに、来季F1シートの確定にはもう少し時間が必要かもしれない。

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2009年11月26日 (木)

トヨタ車体のダカールラリー2010参戦車両

トヨタ車体株式会社は、2010年1月1日にスタートする「ダカールラリー2010アルゼンチン〜チリ」に、トヨタ自動車と共に開発・生産している「トヨタランドクルーザー200」をベースとしたラリー車2台で、世界中のお客様にお届けしている車両の安全性・信頼性・走破性の高さを証明するため、市販車部門に参戦します。

Toyota_lancl200_20091126 Key WordはBDF & KENAF

今回参戦する車両は、当社の活動に賛同して下さった小学校から大学の児童や学生達、地域の方々、TLCのスポンサー、弊社取引先、従業員の家庭や会社食堂などから回収した廃食油の精製燃料を混合したバイオディーゼル燃料(BDF)を使用環境啓発活動の一環として栽培した植物のケナフ(KENAF)を材料に作られたバイオプラスチックボードをラリー車のバックドアウィンドウ、リヤドアウィンドウ(左右)、リヤクォーターウィンドウ(左右)部分に使用した環境に配慮した車両で市販車部門5連覇に挑戦します。

【チーム名】 TLC
(Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY/チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)

【参戦体制】
チーム代表:酒井 伸二
監督:森 達人
1号車ドライバー:三橋 淳
1号車ナビゲーター:ブルーノ・カタルリ
2号車ドライバー:ニコラ・ジボン
2号車ナビゲーター:三浦 昂

【参戦カテゴリー】 市販車ディーゼルクラス

【ダカールラリー2010 アルゼンチン〜チリ】
1979年より開催され、今回で32回目を迎える大会で、クロスカントリーラリーの最高峰とされています。29回目まではアフリカで開催されていましたが、政情不安により、 前大会から南米大陸に開催地を変更。(主催:A.S.0(*1))。2010年1月1日にブエノスアイレス(アルゼンチン)をスタートし、アンデス山脈を越え、チリのアタカマ砂漠を縦断し、1月17日に再びブエノスアイレスにゴールする行距離約9,000kmにおよぶ戦いです。
今大会も、最大標高4,700mを越えるアンデス山脈越えを含み、最大の難所であるアタカマ砂漠でのステージが4日間設定されていることから、前大会に続き、大変過酷な大会となることが予想されます。
*1 A.S.O:Amaury Sports Organization/アモリー スポーツ オーガニゼーション

【チーム目標】 市販車部門5連覇(ガソリン車を含む)

【トヨタ車体 ダカールラリー2010 サイト】

http://www.toyota-body.co.jp/dakar/index.html

【ダカールラリー2010 日本事務局サイト】

http://www.paridaka-info.com/index_DAKus.html

そろそろ来年のダカールラリー参戦の詳細が各チームから発表されはじめた。来年もアルゼンチン~チリでの開催となるが、常連の三菱自動車は既に今年でダカールラリーのワークス活動終了を発表している。今年のダカールラリーで総合優勝を収めたVWチームは、来年はカルロス・サインツをはじめとする5台体制で連勝を狙っている。

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2009年11月25日 (水)

ボルテックス エクスペリエンス 2 センサーレスブラシレスシリーズ発売

チームオリオンジャパンから第2世代1/10カー用センサーレスブラシレスシステム 「ボルテックス Experience 2 ブラシレスシリーズ」が少しパワーアップして12月に新発表されるのでメモしておきます。

■第2世代1/10カー用センサーレスブラシレスシステム Vortex Experience 2

従来比容量1.75倍のESCとKV値を大幅にアップしたモーターにより劇的なパフォーマンスアップを遂げたVortex Experience 2センサーレスブラシレスシステム。

ビス止め構造のモーター、過放電防止機能付のESCなど大幅なグレードアップを果たしながら従来よりも低価格を実現。

従来どおりの手軽な自動設定機能を備えながらもオプションのNo.ORI65020デジタルセットアップボックス(注)と接続することで低電圧カットオフ設定、パワー特性、進角、ドラッグブレーキなど各種パラメーターをセッティング可能

モーターは、レース志向の上級者向け14T(3920KV)、23Tブラシモーター相当でどんな車種にもオールマイティに使える16T(3440KV)、R/C初心者に最適で、仲間うちワンメイクレースなどで気軽にドライブをエンジョイできる19T(2840KV)の3種類をラインナップ。

ESCはクーリングファン、スーパープラグを装備したORI65011、ファンレスでスタンダードコネクターを装備した2種類をラインナップ。

また、モーター、ESCともに従来のExperienceシリーズと互換性があります。

(注) No.ORI65026デジタルセットアップボックスは使用できません。

■特長

▼ モーター

  • 前後エンドベルをビス止め構造とすることで耐衝撃性、メンテナンス性を大幅に向上。
  • 缶長を従来より約3mm短縮。重量バランスおよびメカレイアウトの自由度向上に貢献。
  • インチサイズ、ミリサイズ2種類の取り付け穴ピッチ
  • 14T、16Tは放熱性の高いアルミスリーブ。19Tはゴージャスな本カーボンスリーブを採用。

▼ ESC

  • 従来の連続40A(ファン装着時)から連続70AにFET容量を大幅アップ
  • LiPo、LiFeバッテリーを過放電から守る低電圧カットオフ機能
  • オプションのORI65020セットアップボックスで出力特性、ドラッグブレーキ、進角などを調整可能。
    (注) No.ORI65026は使用できません。
  • 14T、16T用ESCはアルミヒートシンク+クーリングファン、スーパープラグ標準装備。
  • 19T用ESCはアルミヒートシンク、スタンダードプラグ標準装備。
  • オートセットアップ機能付で面倒なエンドポイント設定が不要。

▼ セットアップボックス

  • 2行表示のLCDに設定項目、設定値を文字表示。4つのボタンで簡単設定。
  • 受信機からのBEC出力および外部電源で駆動可能。

Ori_voltex_exp2_setup_65020_200912

■仕様

▼モーター

品番 ORI28173 ORI28176 ORI28178
  Ori_voltex_exp2_19t_28173_200912 Ori_voltex_exp2_16t_28176_200912_2 Ori_voltex_exp2_14t_28178_200912_2
センサー センサーレス センサーレス センサーレス
ターン数 19 16 14
KV値 2840 3440 3920
最大連続電流 40A 46A 50A
ピーク電流(10秒) 60A 66A 70A
内部抵抗 23.0±0.8mΩ 16.3±0.8mΩ 12.4±0.8mΩ
無負荷時電流 1.6A 2.2A 2.9A
推奨進角 2°~ 5° 2°~ 5° 2°~ 5°
シャフト長 14mm 14mm 14mm
シャフト径 3.175mm 3.175mm 3.175mm
コネクター 3.5mmショート 3.5mmショート 3.5mmショート
寸法 46.4 x 36.1mm 46.4 x 36.1mm 46.4 x 36.1mm
重量 170g 170g 170g
特性 マイルド・燃費重視 ブラシ23T相当・標準的 高性能・レース向け
用途 ワンメイクレース ツーリングカー ツーリングカー
フォーミュラカー バギー バギー

▼ESC

品番 ORI65010 ORI65011
  Ori_voltex_exp2_esc_65010_200912 Ori_voltex_exp2_esc_65011_200912
対応セル数 NiMH/Cd: 6-8, LiPo/Fe: 2-3 NiMH/Cd: 6-8, LiPo/Fe: 2-3
バッテリーコネクター スタンダード(7.2Vタイプ) スーパープラグ (ディーンズ)
モーターコネクター 3.5mmショート 3.5mmショート
連続最大電流 70A 70A
ピーク最大電流 360A 360A
カットオフ電圧 NiMh/Cd/LiFe: 4.5V, LiPo: 3V/セル NiMh/Cd/LiFe: 4.5V, LiPo: 3V/セル
BEC出力 6V 2A 6V 2A
寸法 27.5 x 52 x 約23.5mm 27.5 x 52 x 25.3mm (ファン含む)
重量 49g 56g (ファン含む)

■ラインナップ

品番 品名 金額 発売日
No.ORI28173
ボルテックス Experience 2 モーター カーボン 19T
¥4,725
(税込)
2009年
12月
No.ORI28176
ボルテックス Experience 2 モーター チタン 16T
¥4,725
(税込)
2009年
12月
No.ORI28178
ボルテックス Experience 2 モーター チタン 14T
¥4,725
(税込)
2009年
12月
No.ORI65010
ボルテックス Experience 2 ESC STDプラグ
¥8,400
(税込)
2009年
12月
No.ORI65011
ボルテックス Experience 2 ESC スーパープラグ ファン付
¥9,450
(税込)
2009年
12月
No.ORI66025
ボルテックス Experience 2 コンボ カーボン 19T
¥12,600
(税込)
2009年
12月
No.ORI66028
ボルテックス Experience 2 コンボ チタン 16T ファン付
¥13,650
(税込)
2009年
12月
No.ORI66030
ボルテックス Experience 2 コンボ チタン 14T ファン付
¥13,650
(税込)
2009年
12月
No.ORI65020
デジタルセットアップボックス
(Experience 2)
¥2,310
(税込)
2009年
12月

既存のボルテックス Experienceは入門用のセンサーレス・ブラシレス・システムとして手頃な価格で発売され、当方も息子のドリフトやバギー用として購入したが、モーター取付穴がインチ基準であったり、ESCの連続最大電流が40Aで熱に弱いなどの問題点もあった。第2世代のExperience 2では、それらがきっちり改善された上に、より低価格となり、再び入門者用システムとしてお薦めの製品ではある。

しかしながら、本格的センサードのシステムの低価格化も進んでおり、ステップアップを考えるのであれば、当システムは必ずしもベストバイとは言い難い。

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小林可夢偉、パナソニックとKDDIのスポンサー付きでルノー移籍交渉か?

フランスの“Auto Hebdo”誌は、小林可夢偉はシート獲得のためにパナソニックKDDIのスポンサー支援を受けて、ルノーと移籍交渉中と報じているらしい。

F1_renault_logo_20091125 F1_toyota_kamui_20091125

パナソニックKDDIはトヨタF1チームのスポンサーを務めており、今後もF1に留まることを望んでいるらしく、パナソニックは、2002年から8年間トヨタのタイトルスポンサーを務めてきた。

日本のファンにとっては嬉しいニュースだが、ルノーF1はコンコルド協定にサインし、少なくとも2012年まではF1に参戦することを確約しているものの、ゴーンは、ルノーF1チームの将来についての最終決定を年末までに行うと述べ、ルノーF1撤退の可能性がささやかれている。

今回の2社とのスポンサー契約により、ルノーが資金的にF1を継続可能となるのか、それともF1でのイメージダウンを払拭することなく、ルノー本社の経営判断により、継続参戦のメリットなしと判断するのか、微妙なところである。

【ルノーF1チーム】

ルノーは2009年、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.の両ドライバーで望んだが、不振に陥り、表彰台はわずか1回、コンストラクターズランキングは8位に沈んだ。さらに、昨年のシンガポールにおけるクラッシュゲートで執行猶予付きの資格剥奪処分を受け、元マネージングディレクターのフラビオ・ブリアトーレと元エグゼクティブディレクターオブエンジニアリングのパット・シモンズがF1から追放されている。

ルノーチームはすでに、フェルナンド・アロンソの後任としてロバート・クビサと契約を結んでいるが、ルノーがF1撤退を決めた場合には、メルセデスGPはクビサを獲得しようと狙っているものと見られている。

【カルロス・ゴーン ルノー社CEO】

「F1は世界で最も多くの人々に見られているスペクタクルのひとつである。それが今、困難に直面している。どれだけ公平でいられるか、そして環境問題に関し、我々はどのようにしてF1とつながることができるのかという困難である。テクロノジーを通してゼロ・エミッションをもたらすことができるのか? F1には多くの問題点がある

「F1を取り巻く懸念のいくつかに答えることができなければ、F1が今後すべての人々にとって非常に重要なものになるとは思えない3社の自動車メーカーがF1から去ることになった。1年間で3社だ! このことから、我々が解決すべき問題が多数あることは明白である」

ゴーンはモータースポーツを特に好んではおらず、ルノー社は、不況による売り上げ低下から抜け出すために、ロードカーにおいてエコを重視する姿勢を強めており、これがF1のハイテクの世界とは相容れないものであるとの指摘もあり、このゴーンの発言は、F1撤退の可能性を裏付けするものでもある。

【小林可夢偉の11月22日TMSF後の記者会見の一部】

「また12月にヨーロッパへ戻るので、そのときに来年のことを聞いてみようと思います。なので、来年についてはまだ分からない状況です」

トヨタの隠し玉はスポンサーだった。当初、トヨタは来季マシンTF110と可夢偉をセットで新規参入チームと契約交渉中と考えていたが、その需要は低く、直接資金援助が出来ないトヨタとしては、スポンサーと可夢偉をセットで交渉するのが最も効果的と判断したのだろうか?

パナソニックは、可夢偉との個人的なつながりは無いと思われるが、トヨタとは2010年から2012年まで3年間延長継続するスポンサー契約を締結済みであり、日本人ドライバーを今後もサポートして行く意義はあると思われるが、トヨタからルノーへの乗り換えに問題は無いのか疑問でもあり、ルノーの撤退の可能性も高いだけに、無難にロータスかマノーと同様の交渉を進めて欲しいものだ。

また、可夢偉の22日のコメントの「12月」と「ヨーロッパ」というキーワードを「ルノーF1参戦継続を年末までに決定」と「ヨーロッパ(パリの住居)=ルノー本社」とダブらして推測するのも考えすぎか?

ちなみに、フランスの“Auto Hebdo”のWebサイトでは該当記事は投稿時には見当たらなかった。

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2009年11月23日 (月)

メルセデスGP、ニコ・ロズベルグ加入を正式発表

メルセデスGPは、2010年のドライバーとして、今年ウィリアムズでドライバーズ・ポイント・ランク7位となったニコ・ロズルグの加入を正式発表した。

メルセデスGPは、ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンがマクラーレンに移籍し、来年オールドイツ人ドライバーで参戦するとみられており、ニコ・ロズベルグのチームメイトには、ニック・ハイドフェルドが予想されているが、今回は発表されなかった。

【ニコ・ロズベルグ(24歳)】

F1_mercedes_rosber_20091123 8歳でカートを始めたにニコ・ロズベルグは、1997年から2000年までMBM team (the talent support programme of Mercedes-Benz McLaren)でレースをしていた。このチームでロズベルグは、現マクラーレンのルイス・ハミルトンとチームを組んでいた。

「2010年にメルセデスと再始動するシルバーアローの一員になれることを本当に嬉しく思っている。F1の他のいかなるブランドであっても、モータースポーツでこんなに長く成功した伝統を振り返ることはできない。新しいメルセデス・チームのためにドライブして、ロス・ブラウンと働けることを非常に誇りに思っている。これまで以上にモチベーションは高いし、新しいシルバーアローをテストして、2010年3月14日にバーレーンで行われる新しいシーズンでの開幕戦が待ちきれない」

【ロス・ブラウン (メルセデスGP チーム代表)】

「メルセデス・チームにニコを迎えることができたことを嬉しく思っているし、彼と働くのを非常に楽しみにしている。ニコには素晴らしい才能があるし、F1で4年間の経験を積んでいる。初めからチームに価値ある貢献ができるドライバーだ。私は彼の父親であるケケと彼のF1キャリアの間働いてきた。ニコが彼の道に続くのを見ることは素晴らしいことだ。2009年はニコのF1でのベストシーズンだったし、来年メルセデスで我々と成長し続けることを楽しみにしている」

【ノベルト・ハウグ (メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)】

「私はレーシングカートでルイス・ハミルトンと一緒にニコを見ていたし、その後DTMプログラムのサポートプログラムでも見てきた。彼が子供の頃から知っている。彼がレースドライバーとして進むことは早くから明らかだったし、ウィリアムズで4年間過ごしたあと、彼がメルセデスのドライバーの一人になることを嬉しく思っている。我々のラインナップにニコのような優秀で好意的なドライバーがいることは、我々の再始動をさらに素晴らしいものにしてくれる。ニコにはポジティブな野心があるし、我々にも野心がある。一緒に多くのことを成し遂げたと思っている。彼と働くことを本当に楽しみにしている」

ニコ・ロズベルグのメルセデスGPへの移籍はBrawnGPの時からほぼ決定していたが、やっと正式な発表に至った。2人目のドライバーが噂どおりドイツ人のニック・ハイドヘルドか、それともさらなるサプライズがあるのか、楽しみに待ちたい。

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2009年11月22日 (日)

トヨタ F1 富士で一貴と可夢偉が最後のランデブー走行

恒例のトヨタのファン感謝イベント、「トヨタモータースポーツフェスティバル(TMSF)」が11月22日(日)に富士スピードウェイで開催され、約2万8000人のファンの前で、今年限りでF1から撤退を表明したトヨタF1チームがファイナルランを行った。

F1_toyota_tmsf_20091122b

ウェルカムセレモニーでは、当初予定になかった豊田章男トヨタ自動車社長が登場。F1からの撤退と勝利を成し遂げられなかったことをファンに詫びた。 

午前のスペシャルランでは、ウィリアムズのレーシングスーツを着た中嶋一貴は初めてのトヨタマシンTF108で、小林可夢偉はTF109でランデブー走行を行った。

イベントの最後のファイナルランでは、TF109の可夢偉とTF108のヤルノが5周の走行の後、ホームストレートでドーナツターンを繰り返し、最後の雄姿を見に詰め掛けたファンに感謝の気持ちを表した。

F1_toyota_tmsf_20091122d F1_toyota_tmsf_20091122g F1_toyota_tmsf_20091122f

可夢偉は「寒いコンディションの中、たくさんのファンの方々に集まっていただきうれしく思います。来年のことはまだ決まっていませんが、F1で走れたらいいなと思いますのでこれからも応援よろしくお願い致します!」と力強くコメント。
トゥルーリは「トヨタでこんなに長く(5年間以上)走れてうれしい」と語り、ファンの応援に感謝していた。

F1_toyota_tmsf_20091122a ”Time to say goodbye"

【小林可夢偉と中嶋一貴の記者会見Q&A】

Q: トヨタのF1撤退をいつ、どこで聞きましたか? また、来年に向けた今の状況を教えてください。

小林可夢偉: 11月4日の撤退発表の前日、3日にドイツ・ケルンのファクトリーで聞きました。ちょうどミーティングがあり、その場で来年のレースシートをもらえるのかと思ったんですが、“F1撤退する可能性があるようだ。もし、明日の朝起きた時に撤退のプレスリリースが出ていたとしても驚かないでくれ”と言われました。そして翌朝、マネジャーから正式撤退したことを聞かされたんです。そのときはあまりにもショックだったんですが、なんと言っていいかわからないまま“大丈夫です”と言いましたが、後で考えれば、全然よくないよなという感じでしたね。その後はあまり覚えていないので、何とも言えません。来年の状況ですが、マネジャーが他チームと交渉をしてくれてると思います。ですが、僕はちょっと休みをもらおうかなと。チームが決まらないと僕も動くのは難しいと思うので。12月にヨーロッパへ戻るので、その時に来年のことを本格的に考えようという状態です。

中嶋一貴: 僕も日本時間の4日朝、イギリスの3日午後でしたが、状況としては可夢偉と一緒でした。僕はトヨタのF1チームで走っていたわけではないですが、トヨタに支援してもらっていましたし、F1ファンとしても残念に思いました。来年に向けた状況も可夢偉と同様で、TMG(トヨタ・モータースポーツ有限会社)の方に交渉をお任せしている感じです。今のところなにか決まったというわけではないのですが、来年からF1チームがいくつか増えますし、まだ状況は確定していないと思います。今年は結果が出ませんでしたが、ドライバーとしては成長できたと感じています。

Q: 可夢偉さんに質問です。シーズン末にトヨタのマシンをドライブされましたが、シーズン前のテストで乗ったマシンと比べてどのように進化していましたか?

可夢偉: すべてが進歩していました。ダウンフォースもそうですが、全体が進歩していたのでバランスは以前と変わらなかったですね。全体的にレベルが上がっていたというのがわかりやすい言い方かと思います。

 
Q: 一貴さんに質問です。トヨタのマシンに初めて乗ったわけですが、ウィリアムズと比べて乗りやすかった、乗りにくかったということはありますか?

一貴: ウエットコンディションでしたし、直接比較はできないですが、今回ウィリアムズ以外のマシンを初めて乗ったので、操作についてはいくつか異なる部分がありました。細かくは言いにくいのですが、マシン自体の乗りやすさという面ではちょっと違う感覚がありました

Q: 可夢偉選手にお伺いします。トヨタF1のラストランというなかなかできない経験をされて、感じたことなどはありますか?

可夢偉: 言いたいことはいろいろあるんですが(笑)。僕は14歳の時にFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)に入りましたが、その頃のトヨタの目標はトヨタで勝てる日本人ドライバーを育成するということだったと思います。その時の目標にもうすぐ近づけるという段階でしたが、14歳の時はまさか自分がこういう状況になるとは思ってなかったのが正直なところです。これからF1の世界からトヨタがなくなってしまうわけなので、僕は1人で戦っていかなければなりません。ここまで来られたというのは本当に感謝していますし、こういう場でみんなに成長した姿を見てもらえたのは良かったです。

2人共、この時点でのサプライズ報告は無く、契約まではもう少し時間がかかりそうだ。TDPがいくつかのチームと交渉中の様だが、人的サポートだけで資金援助は期待できないだけに、なかなかシート獲得は困難と思われる。

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佐藤琢磨のメインの交渉チームはLotus(蓮)?

佐藤琢磨は11月21日(土)、恒例のイベント「Takuma Club Meeting 2009」でファンの前に元気な姿をみせ、アットホームな雰囲気の中でファンとの交流を楽しんだ。 「来季の活動は?」というファンからの質問に対して、「複数のチームと交渉中であり、メインのチームは仏教に関係のある“花”」というヒントを明かした。

ちなみに仏教を象徴する花は蓮(はす)=Lotus(ロータス)という答えになるのか?

また、琢磨はF1以外にもジル・ド・フェラン所有のインディカーチーム「ド・フェラン・モータースポーツ」とも交渉中と見られている。

Takuma_tcm_20091122_2

【佐藤琢磨のコメント】

複数チームと交渉してます

そこ(Lotus?)だけではないけど、そこをメインで頑張っている

「国内のレースにも興味はあるけど、まずは夢を追い続けたいというのがあるので、今、自分が目指してしているものはF1なりインディなり、世界のトップのやりたいなと思っています」

「もちろん、状況次第では日本というのもありますし、日本のGTのレベルは世界一だと思います。クルマ作りにしろ、レースの待遇にしろ、ハードウェアを含めて最高だと思うし、レースをやったら凄い面白そうだと思います。それは今じゃなくてもできるかなというのがあるんで、まずはF1です」

来年に向けては交渉の最終段階で、できればなるべく早い時期に何かしらの形で第一線に復帰できるようにと思っていますので、みなさんもうちょっとだけ待っててください」

てっきり、琢磨の個人スポンサーであったヴァージン(マノー)の方がメインで交渉中かと思っていただけにロータスは意外だ。以前当ブログ「F1 ロータスの残り1つのシートを狙う6人とは?」でコメントした様に、ロータスの条件に適しているのは琢磨である。

ロータスは11月中にドライバーを発表すると見られており、琢磨だけでなく可夢偉も最終交渉に入っていると思われる。ロータスのガスコインとトヨタとの関係を考慮すると可夢偉も強力なライバルかと思われるが、琢磨の経験と可夢偉の勢いのどちらをチームは選択するのか? どちらも諦めずにもう一度F1のシートを手に入れて欲しい。

”がんばれ! With You.”

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2009年11月21日 (土)

小林可夢偉 TV出演を観ての感想

昨晩の「すぽると」に小林可夢偉が生出演したが、可夢偉の人間性は感じることが出来たものの、F1を日本で長年放映してきたフジTVの割には、F1ファンにとっては非常内容が薄く、不満の残るものであった。

まず、VTRでの一般人の可夢偉に対する質問内容があまりにも吟味されておらず、それを受けてのコーナー担当フローラン氏の質問が前のVTRとリンクしておらず、観ている方が違和感を感じるものであった。VTRはF1をよく分かっていない番組スタッフが作成し、フローランはその内容を十分にチェックしていないと思われる。プロ野球ファンからF1ファンまで幅広いスポーツを対象としたニュース番組ではあるが、F1フジTVの看板を疑うような内容の無いコーナーであった。

次に、トヨタのF1撤退に対する質問は可夢偉が未だコメントを出していなかっただけに当然だが、それに関する掘り下げも無く、非常につめの甘いインタビューであった。

また、ファンが一番知りたい来季の活動に対しては、具体的な質問は避け、現状やシート獲得の可能性についても触れず、ファンとしては非常にもどかしく感じた。 具体的なチーム名や進展状況はコメント出来ないにせよ、あまりにも無策であった。

全体として、せっかくの生出演で拘束時間が長かったにも関わらず、可夢偉のコメント時間が短く、構成も悪く、すぽるとの力量の無さを露呈する内容であった。
日本でも地上波もしくはBSでまともなモータースポーツ専門番組を立ち上げて欲しいものだ。来季は地上波TVでのF1放映が危ぶまれているが、情けない話だ。

【小林可夢偉の番組中コメント】

「本当に驚いて、まさか僕は撤退ということがアブダビのあとに起こるとは思ってなかった。トヨタの方に呼ばれたときに、僕はレースシートを貰えるものだと思ってそのミーティングに参加したんですけど、実は撤退だということで・・・ ショックのあまり思わず『大丈夫です』と言っちゃいました・・・全然は大丈夫じゃなかったんですけど・・・

「自信ももちろんあったんですけど、トヨタでF1をしてたら勝てたんじゃないかなと本当に自分の中であるんですよ」

「エンジニアの人たちにも、なんとなく『可夢偉となら勝てるかも』なんて言っていただいて、本当にレースとしてはいいレースだったし、本当にチームでするスポーツなので、そういう人たちが応援してくれるというのが一番大きいことなんですよね」

シートを獲るというのが本当に難しいということだと自分の中でわかっているし、これから5か月間、次のレースまで長いし、その間僕はどうやって過ごそうかなっていう・・・難しいところもありますよね」

TV生出演により、ノリの良い自信家の可夢偉と沈着冷静な一貴の性格の違いが走りの違いに表れていることが推察できた。ポイントに固執する可夢偉と走りを楽しむことにこだわる一貴との価値観の差もうかがえた。

来季のシートについては、未確定ではあるが、可夢偉自身は5ヵ月後のF1での開幕戦を見据えており、F1シートを失った場合の他の道については全く触れず、困難ではあるが、可能性が全く無い訳でもないという印象を受けた。早ければ、週末の「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」の場で、遅くとも今月中には良いニュースを聞けることを祈りたい。

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2009年11月20日 (金)

小林可夢偉 TV出演情報

トヨタF1撤退後、来シーズンのシートの可能性も含めて未だコメントしていない小林可夢偉が本日11月20日(金)にフジテレビ系の総合スポーツニュース番組「すぽると」に生出演する。

F1_toyota_kamui_20091120

また、11月23日(祝・月)にはCS番組「Toyota Motorsports Network」に中嶋一貴とともに出演することが決定している。

■フジテレビ系列 「すぽると!」
11月20日(金)24:23~25:05

■CS放送フジテレビONE(739ch) 「Toyota Motorsports Network Season Final」
生出演:11月23日(祝・月) 19:00~20:00
リピート放送:
11月23日(祝・月) 25:40~26:40
11月26日(木)   13:00~14:00
11月27日(金)   06:10~07:10

現在、可夢偉や一貴のF1シート獲得に向けてトヨタがサポートを行なっているはずだが、各チームの来季ドライバーが毎日の様に発表される中、まだ2人の名前は噂にすら聞こえてこない。

可能性が残っているのはロータスF1チームだが、トヨタの来季マシンTF110のデザイン購入を否定しており、自ら設計・開発を行なうようだ。
これで、トヨタの最後の切り札であるマシンとドライバーのセット売りも失敗に終わり、可夢偉のロータス入りの可能性も低くなったと思われる。

チームメイトのトゥルーリは来季の契約については、11月22日(日)に富士スピードウェイで開催される「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」のイベント終了までは発表は行わないと見られており、可夢偉も、本日のTVでは「いくつかのチームと交渉中」としかコメントしないと思われる。

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2009年11月19日 (木)

フォード・フィエスタS2000正式発表

フォードのWRC活動を行なうMスポーツは11月18日、新型のS2000マシン、フィエスタS2000を正式に発表した。

フィエスタS2000は、Mスポーツとフォード本体が強力なタッグを組んで開発を進めて来たが、2010年の1月に公認を取得する予定で、今後は各国の国内選手権レベルからIRC、2010年から新たに設定されるS2000ワールドカップなどへ参戦するカスタマーへの供給を目指す。

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今週末のIRC最終戦スコットランドでミッコ・ヒルボネンがドライブするコースカーとしてひと足はやくラリーフィールドへのデビューを果たす。

Mスポーツとしては熟成が進むシュコダ・ファビアS2000、すでにかなりの台数が走っているプジョー207S2000が大勢を占める市場でどこまでシェアを伸ばせるかが勝負の鍵となる。PWRCエントラントへのPRなども含めて積極的に展開していくものとみられる。

■S2000の詳細については9月29日当ブログ「フォード・フィエスタS2000の1号車がついに完成」を参照

来年はラリーとツーリングカーレースでS2000での参戦が増えてくると思われ、今後も要チェックだ。 日本メーカーも遅れず開発を進めて欲しい。

Toyota_auris_s2000_2009118 2007年にラリー・デビューのToyota Auris S2000

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2009年11月18日 (水)

ジェンソン・バトンのマクラーレンへの移籍正式発表

ジェンソン・バトンがマクラーレンに移籍する複数年契約にサインし、来シーズン、ルイス・ハミルトンと共に英国人ワールドチャンピオンの2人がコンビを組むことをマクラーレンが正式に発表した。

F1_hamilton_button_20091118

チャンピオン同士の組み合わせは1989年のアラン・プロストとアイルトン・セナ以来で、英国人ワールドチャンピオン同士では、1968年ロータスでグラハム・ヒル(1962年、1968年)とジム・クラーク(1963年、1965年)以来の組み合わせとなる。

ワールドチャンピオンの移籍によりマクラーレンは再びカーナンバー1を走らせることになる。

【ジェンソン・バトンのコメント】

「これほど長くいたチームを離れるとなると、決断はいつだって難しいものだよ。でも、人生はチャレンジが全てなんだ。そして、一番大切なことは自分自身に挑戦すること。だから、昨シーズンにBrawnGPでワールドチャンピオンを獲得して、それは決して忘れないけれど、常に新鮮な挑戦をし続けたいということは絶対に譲れなかったんだ」

【ルイス・ハミルトンのコメント】

「僕たちはお互いに激しくプッシュするだろうけど、すぐに良い仕事上の関係を築けると確信している。彼は特別なドライバーだ。非常にコントールがうまいし、とてもスムーズだ。彼は本当に知識が深いし、経験がある。僕たちはお互いにうまく補っていけると思うし、僕たちのコラボレーションは結果としてチームをより強くさせると思う

■ジェンソン・バトン(英国)
生年月日:1980年1月19日(29歳)
F1デビュー:2000年(11シーズン目)
ワールドチャンピオンシップ:1回(2009年)
優勝回数:7回
ポール・ポジション:7回
ポイント:327
GP出走回数:170回
年俸:600万ポンド(約8億9,971万円)

■ルイス・ハミルトン(英国)
生年月日:1985年1月7日(24歳)
F1デビュー:2007年(4シーズン目)
ワールドチャンピオンシップ:1回(2008年)
優勝回数:11位
ポール・ポジション:17回
ポイント:256
GP出走回数:52回
年俸:約1,200万ポンド(約17億9,943万円)

一方、バトンの移籍によりキミ・ライコネンは2010年はF1活動を休止し、WRCにでも参戦すると思われる。おそらく2011年のレッドブルからのF1復帰を見据え、レッドブルがライコネンのラリー計画に関与するのではと見られている。

BrawnGPで蘇ったバトンは来季もそのまま契約すると思っていたが、メルセデスのBrawnGP買収がバトンの人生を大きく変えることとなった。
名門マクラーレンが、十分にメルセデスGPと戦えるマシンを2台用意することが出来れば、ハミルトンとバトンのゴールデンコンビはロズベルグとハイドフェルド(?)の敵ではないだろう。

さあ、いよいよ次は可夢偉の出番か?

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RJCカーオブザイヤーはホンダ インサイトが受賞

NPO法人 日本自動車研究者・ジャーナリスト会議が主催する2010年次RJCカーオブザイヤーの最終選考が11月17日にツインリンクもてぎにて行われ、ホンダのハイブリッド車『インサイト』が大賞を受賞した。

Honda_insight_2009

なお、東京モーターショー会場で10月21日に開票された日本カーオブザイヤーでは、接戦の末、同じハイブリッド車の『プリウス』に軍配が上がった。今回のRJCでの大賞受賞でインサイトは一矢報いた形となった。

【ホンダ 伊東孝紳社長のコメント】

「数多くのニューモデルの中から、2010年次 RJCカー オブ ザイヤーにインサイトが選ばれたことを大変光栄に思う。『環境性能に優れたハイブリッド車をお求めやすい価格で提供し、より多くのお客様に使っていただくことで地球環境へも寄与したい』という我々の想いを多くの方々に支持頂いたことを大変嬉しく思う」

■2010年次 RJC カー オブ ザ イヤー(国産車)選考結果
メーカー車名得票数
本田技研工業株式会社 インサイト 396
三菱自動車工業株式会社 i‐MiEV 285
マツダ株式会社 アクセラ 216
トヨタ自動車株式会社 プリウス 247
富士重工業株式会社 レガシィ(ツーリングワゴンB4アウトバック) 132
スズキ株式会社 スプラッシュ 149
■2010年次 RJC カー オブ ザイヤー(インポート)選考結果
メーカー車名得票数
フォルクスワーゲングループジャパン株式会社 ゴルフ / GTI 301
フィアット グループ オートモービルズジャパン アルファロメオ・ミト 285
アウディ・ジャパン株式会社 アウディ Q5 339
メルセデス・ベンツ日本株式会社 Eクラス・セダン/クーペ 350/550 154
プジョー・シトロエン・ジャポン 308CC 4シータークーペカブリオレ 144
メルセデス・ベンツ日本株式会社 Sクラス・ハイブリッド 202
■2010年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤー選考結果
技術名搭載車名得票数
新世代電気自動車
“i‐MiEV”の電気自動車システム
三菱 i‐MiEV 353
アイドリングストップ機構
“i‐stop”アイストップ
マツダ アクセラ 364
副変速機付き CVT スズキ パレット SW 174
バックモニター内臓ルームミラー ダイハツ ミラ・ココア 132
ハイブリッド技術 メルセデスベンツ Sクラス・ハイブリッド 227
リニア トロニック 富士重工業 レガシィ 175

※表は全て一次選考結果の順

日本カーオブザイヤーはプリウスが取ったので、RJCはインサイトに振り分けたのであろうか?市場のユーザ評価ではプリウスの一人勝ちだ。来年は、他の魅力的な選択肢も出して欲しい。
3つのカテゴリーの全てで、一次選考と最終選考結果の順位が異なっていることも興味深い。現場での試乗評価のウェイトが高いのかもしれない。

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2009年11月17日 (火)

ティモ・グロック、マノー・グランプリとの契約を発表

ティモ・グロックが、2010年にF1に新規参入するマノー・グランプリと来季の契約を交わしたことを発表した。

ティモ・グロックは当初、ロバート・クビサのチームメイトとして、ルノー入りが本命と見られていたが、来季のF1活動が不透明なルノーではなく、新規参入チームのマノーを選択した。

チームは年内に活動体制やマシン開発プログラムについて発表する見込みだが、ティム・グロックとの契約は2年で、さらにもう1シーズンのオプションがあるようだ。

F1_glock_20091117

【ティモ・グロックのコメント】

「ドライバーは誰もが同じ目標を抱いている。いつか世界選手権を勝ち取るという目標だ。でも僕が望んだ成功への道は、ひとつのチームを確立するプロセスに加わり、マシン開発において重要な役割を担うというものだ。だからこそ、マノー・グランプリとのチャンスは僕にとってエキサイティングなものだった」

「僕は(テクニカルディレクターの)ニック・ワース、(チームボスの)ジョン・ブース、その他チームのメンバーたちと多くの時間を過ごした。僕が一番気に入ったのは、このチームは真のレーサーたちによって運営されている本物のレーシングチームであるという点だ。チームは小規模で、できたばかりかもしれないが、大きな野望を抱いており、非常に印象的なマシンと開発プログラムを用意している。僕は技術的なインプットという点で大きな役割を果たせると自信を持っている。それは僕にとって素晴らしいチャンスだ。来年早々に新車のテストをスタートするのが待ち切れない」

【ニック・ワース(マノー・テクニカルディレクター)】

「ティモがわれわれのチームで走るという決断をしてくれたことを、とてもうれしく思っている。マシン開発プログラムを助けてもらうためにも、2009年型マシンを走らせた経験のあるドライバーを最低1人は起用すべきというのが私の考えだった。しかし、2009年に表彰台フィニッシュを達成しただけでなく、われわれのチームを何年にもわたって前進させてくれることのできる才能とポテンシャルを秘めたドライバーを望んでもいたのだ

「われわれのプロジェクトが明らかになる前に彼が加入することが決まったということは、これまでのわれわれの成果を明らかにしてくれることになるだろう。マシン開発の進展具合はとても励まされるものだ。最初のバージョンのモノコックは1週間前に完成しており、マシンのさまざまな部分のクラッシュテストは今年5月から実施してきた。クリスマス前にFIAの公式クラッシュテストを受ける予定となっている。来年に始まる冬季テストで、ティモをわれわれのマシンに乗せることが待ちきれない」

チームメイトはルーキードライバーになるのではとも噂されているが、ルーカス・ディ・グラッシ(ルノーのリザーブドライバー、ブラジル人)が有力視されているようだ。他には、アダム・キャロル(A1GPチャンピオン、アイルランド人)も噂されており、佐藤琢磨や中嶋一貴の名前もあがっている。

また、グロックがマノーに決まったことで、クビサのチームメイトとなるルノーのシートが1つ空いたことになる。さすがに、ここはトヨタ系のドライバーは無理と思われる。

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ロサンゼルスモーターショー 09:6社のデザインチャレンジ・マシン

12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーの一大イベント、恒例の「第6回デザインチャレンジ」の概要が明らかになった。自動車メーカー6社が参加し、「2030年の若者車」というテーマで、デザインやコンセプトの先進度を競い合う。

今回は米国カリフォルニアにデザイン拠点を置く、アウディ、GM、ホンダ、マツダ、日産、トヨタの6社が参加する。2009年に生まれた子どもが21歳になる2030年、どんな車が相応しいかを、6社が提案したので、まとめておく。

デザインチャレンジの最優秀作品は12月3日、ロサンゼルスモーターショーで決定する。果たして、6社の中で栄冠を射止めるのは、どのメーカーか?

【アウディ】

Lams_2030_audi_20091117a eOraはeSpiraよりも路面占有面積が小さく、プロスキーヤーのようにしなやかに動く足回りを装備

アウディは『eSpira』と『eOra』の2台を提案。どちらも初めて車を運転する人に向けて、究極の人車一体カーを目指した。

次世代車両コントロールロジック:2台にはステアリングホイールやアクセル、ブレーキといった操作系がなく、体重移動やジェスチャーによって、車両を好きな方向、好きな速度で動かせる。

【GM】

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GMは『カーヒーロー』を提案。バーチャルの世界ではなく、実際の道路上でドライビングゲームが楽しめる時代が来るとの想定だ。

ゲームはスマートフォンに目的地を入力してスタート。レベル1からレベル3の3段階が用意され、各レベルで4輪、2輪、1輪となり、車両コントロールの難易度が増す。また、ゆっくりドライブを楽しみたい時には「フレンドドライブ」、レーシングドライバー並みのテクニックで走りたい時には「ファンタジードライブ」が選択できる。

【ホンダ】

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ホンダR&Dノースアメリカの作品が『Helix』(ヘリックス)。ヘリックスは、米国ロサンゼルス、日本の東京、イタリアのローマに住む若者が、2030年に乗る車という想定だ。

3つの国ではユーザーの嗜好が大きく異なるが、ヘリックスはアダプティブポリマーと呼ばれる先進素材を採用。道路環境に応じて、ボディ形状を3種類に変えられる。さらに、3つの国の道路事情を読み取って、最適な性能を発揮するようにセッティングしてくれる。

例えば、東京のように混み合った市街地が中心の都市では、ボディの幅が狭く背の高いフォルムとなり、ロサンゼルスのように、ゆったりとした道路環境で長距離移動が多い都市では、背が低く長いボディに変形する。ローマでのヘリックスは、ショート&ワイドなデザインだ。

【マツダ】

Lams_2030_mazda_20091117a 前回マツダは2025年のEVレーシングカー『還』で最優秀に輝いた

マツダが提案する2030年の車が『創我』(ソウガ)。創我の特徴は、外観や内装、パワートレインなど、車を構成するすべての要素を、自分好みに設計できるという点だ。

マツダは2030年、DDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)という手法を導入しているという想定。専用ウェブサイト、「Vマツダ」にアクセスすれば、顧客がコンピューター上で車両の設計を自由に行うことができる。完成したデザインはスピーディに生産に移され、実車が顧客の元に届けられる時代になるという。

創我は2シーターのコンパクトスポーツカー。そのアグレッシブなボディはコンポジットメッシュと呼ばれる強固な素材で作られ、4輪にインホイールモーターを内蔵したEVスポーツカーである。

価格は、2年間のリース料金で2000ドル(約20万円)。年間10万円、月々8000円程度で車が所有でき、リース契約が終了する2年後、100%リサイクルによって生まれた異なるデザインやパッケージの車に乗り換えられる。

【日産】

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日産は『V2G』(ビークル・トゥ・グリッド)を提案。2030年の米国は、「グリッド」と呼ばれる新技術を応用した高速道路ネットワークが構築されているとの想定。グリッドは太陽電池によって生み出された電気を特殊な路面に流し、車は専用タイヤから集電して走行するというシステムだ。複数の車との連結走行も可能になる。

V2GはもちろんEVとなっており、前輪4、後輪2の未来的な6輪スタイル。「プラグ&プレイ」と名づけたアップグレードキットが豊富に用意され、運転技術に応じて装備が選択できる。カーボンナノチューブクロスといった先進素材も採用。V2Gは100%のリサイクルを実現している。

2010年後半に発売される『リーフ』の未来形、といったところだろうか。

【トヨタ】

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トヨタは『リンク』(link)を提案。学生用のEVという想定で、「友人とつながる」という意味。

リンクのユーザーは「リンクスキンズ」というダウンロードストアで、車両のデザインをダウンロード。デザインは「スポーツ」「リキッド」「スウィングスター」など5種類から選択でき、ダウンロードデータがそのまま車両のデザインに反映される。

友人に会いたくなったら、近くを走行中の友人を車両が検索。リストの中から選んだ友人の場所まで、自動走行してくれる。友人に会ったら、車両同士を接続でき、移動しながら、お茶したり、おしゃべりしたり、といったことが自動走行のおかげで可能となる。

コミュニケーションツールとしての車を提案したトヨタ。携帯電話の進化形とも受け取れる。

20年後の車はザリガニや昆虫の様なスタイルでアニメの世界かと思われるかもしれないが、現在でもよく似たEVカーが米国ではもう既に公道を走っている。

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2009年11月16日 (月)

メルセデスGP誕生! メルセデスがBrawnGP買収を発表

ダイムラーは11月16日、プレスリリースを発表し、今季のダブルワールドチャンピオンであるBrawnGPの75.1%の株式を取得し、来季から『メルセデス・グランプリ』という名のワークスチームとしてF1世界選手権に参戦すると発表した。

F1_mercedes_gp_20091116 シルバーのBrawnGPマシンの合成画像もリリース

【ダイムラーAGのCEOディーター・ツッチェ博士のコメント】

「メルセデスベンツは世界で最も有名な高級車ブランドだ。このブランドはいつもパフォーマンスを向上させるために、さまざまなフィールドにおいて挑戦し続けてきた。F1の新たな時代において、我々は新たに自分たちの手によってシルバーアローのチームを結成し、この最も重要なモータースポーツの世界でレースに挑むことになる」

【ロス・ブラウンのコメント】

「BrawnGPはこの12ヶ月の間すばらしい旅をしてきた。生き残るために戦い、メルセデスベンツ・ハイパフォーマンスエンジンズと強力な関係を構築し、コンストラクターズとドライバーズワールドチャンピオンシップを両方獲得した。そして現在、ダイムラーとアーバーからのチーム買収のオファーを受け入れることにした。これはチームの未来を守ることになるだろう

■チーム・リーダ:新チームでは、これまで同様ロス・ブラウンがリーダーシップを執り、これまでメルセデスベンツのモータースポーツ責任者を務めてきたノルベルト・ハウグが共同で運営にあたる。

■ドライバー:ニコ・ロズベルグとニック・ハイドフェルドドイツ人ペアが噂に上がっており、現在マクラーレンとも交渉中のジェンソン・バトンの去就については触れられていない。マクラーレンはルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンの英国人ペアになる可能性もある。

■マクラーレンとの関係:1995年以降、親密な関係でF1を戦ってきたマクラーレンとは15年に渡るパートナーシップ関係に終止符が打たれることが発表されたが、一方でマクラーレンとの新たな関係と、2015年までのエンジン供給決定の発表がされている。

■新チームの株主:BrawnGPの株式のうちダイムラーが40.1%、Aabar Investments PJSC(アブダビ政府系ファンドでダイムラー・ベンツ社の独立した最大の株主)が30%を取得する。現在ダイムラーが所有するマクラーレンの40%の株式は、2011年までにマクラーレン・グループが買い戻すことも合意された。

ついにBrawnGPがメルセデスGPとなった。名前だけでなく、今年ホンダF1撤退後、チームの存続すら危ぶまれ、タイトルスポンサーも無い中で、ダブルタイトルを獲得した小さなチームが世界一のワークスチームになってしまうことに少し違和感を感じるのは私だけだろうか? おそらく、そこにホンダのDNAを見い出すことは出来なくなるだろう。

 

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Honda NSXの後継モデル情報 (第2報)

先日発表されたHondaの次期SuperGTマシン「HSV-010」に関する情報はなかなか見つからないが、開発中であった次期NSXの2008年ニュルブルクリンク走行テスト映像を見つけたので、メモしておく。 同類の動画の中では最もマシンの特徴がよく分かる。

■次期NSXの2008年ニュルブルクリンク走行テスト映像

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動画タイトル:『Honda NSX (auto motor-sport Erikonig)』

YouTubeサイト: http://www.youtube.com/watch?v=B0OTEZDAb9c

外観は、TOYOTAのLF-Aにも似ており、V10サウンドは心地よいものの、柔らかめのサスペンションとFRのためか、コーナリングではミッドシップ程の回転能力は感じられない。

2009年HondaのF1撤退に伴い、残念ながら次期NSXの開発は中止となった。

■Acura Advanced Sports Car Concept

Acura_ascc_20091116f Acura_ascc_20091116r

2007年1月の北米国際自動車ショーでHonda Acuraがコンセプトカーとして発表した「Acura Advanced Sports Car Concept」は、当時のF1技術を最大限にフィードバックし、V10エンジンと、ハイパフォーマンススポーツカー用の、後輪駆動(FR)をベースとしたSH-AWD(Super Handling All-Wheel Drive:四輪駆動力自在制御システム)を搭載していた。

<主要諸元>

全幅×全長×全高(m) 1.99×4.61×1.22
ホイールベース(m) 2.76
タイヤ フロント 255/40R19   リア 295/35R20

当時はAcura Advanced Sports Car Concept=次期NSXと考えられ、ファンからはS5000とも呼ばれていた。

■SuperGT 500マシンとしてのAcura Advanced Sports Car Concept

2009年のSuperGTのレギュレーションに合わせて、2008年にFR版NSXの走行テストが一度だけ行なわれたと言われているが、Acura Advanced Sports Car Conceptであれば後輪駆動(FR)ベースなので、SH-AWDをはずして、エンジンだけV10から現在のフォーミュラー日本搭載のV8 3.4L ノーマルアスピレーション・エンジンに乗せ替えても大きな問題はないと思われていた。

Sgt_arta_nsx_20091108b SuperGT ARTA NSX 2009

しかし、Hondaは次期NSXの開発を断念したこともあり、既存のミッドシップNSXで2009年は特認車としてそのまま参戦した。 SuperGT 500クラスではNISSAN GT-Rも特認車で、そのまま適合しているのは、LEXUS SC430だけである。

HSV-010がAcura Advanced Sports Car Conceptをベースにしているのか、全く新しいSuperGT限定のマシンなのかは不明だが、ネーミングから判断すると、「010」の部分が2010年限定を意味しているようで、市販車の名前としては考えにくい。 後日、名前を変更し、出来ればホモロゲーションを取得し、GT-RやLEXUS LF-Aの様にFIA GTシリーズなどにも継続参戦して欲しいものだ。

今や、走る魅力を失ったハイブリッドやEV車全盛の中、ホンダこそは社会情勢をわきまえつつ、EcoとMotor Sport Spiritを兼ね備えたスーパー・スポーツカーを出して欲しい。 一億総プリウス時代に喝!

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2009年11月15日 (日)

本日、WTCC世界ツーリングカー選手権 岡山ラウンドが地上波で放送

本日、11月1日に行われた「WTCC世界ツーリングカー選手権 岡山ラウンド」がTV東京系列6局ネット地上波で放送される。

Wtcc_okayama_20091101a Wtcc_okayama_20091101b 右画像:荒を追うオリベイラ

SuperGT500でHIS ADVAN KONDO GT-Rのステアリングを握る荒 聖治J・P・デ・オリベイラがそれぞれBMWとSEAT(ガソリン車)でエントリー、更にSuperGT300クラスで戦っている谷口信輝がスクーデリアプロチームから、アジアを中心に活動し昨年もこの岡山に参戦した加納政樹がBMWでエントリーする。岡山国際サーキットを知り尽くしている彼らが、百戦錬磨のWTCCドライバーを相手にどこまで食い込むことができるも興味深い。

番組タイトル:「WTCC 世界ツーリングカー選手権 Race of Japan」

放送局:TV東京系列6局同時ネット(TV北海道、TV東京、TV愛知、TV大阪、TVせとうち、TVQ九州放送)

放送日時:2009年11月15日(日)16:00~17:15

出演:近藤真彦(WTCCナビゲーター) 、福山英朗(レース解説)、久保田光彦(実況)、
福谷清志(ナレーター:テレビ大阪)

■TV大阪番組サイト:http://www.tv-osaka.co.jp/sp/wtcc2009/

■FIA WTCC公式サイト:http://www.fiawtcc.jp/

この種のレースを地上波TVで放送するのは珍しい。当日は雨が強く降っていたのが少し残念だが、WTCCとアジアン・ル・マンの同時開催で非常に豪華なレースとなった。

同時開催の「アジアン・ル・マン・シリーズ岡山ラウンド」の結果については、こちら

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2009年11月13日 (金)

キーエンス タキオン専用プログラムコントローラ 「TAO」ついに新発売

キーエンスのタキオンは2ヶ月遅れの今年2月に発売されたが、当初から「プログラムカード」としてアナウンスされていたもののなかなか発売されずにいた「タキオン専用プログラムコントローラ」がついに11月下旬に新発売となるようです。

■タキオン専用プログラムコントローラ「TAO」

商品名:アグレッシヴ・ドライブ・エフェクター「TAO」(タオ)
カラー:パールホワイト
標準小売価格:10,290円
出荷開始:11月下旬
サイズ:90mmX40mmX11mm(横X縦X幅)
重さ:36g
充電方式:ACアダプター、USBケーブル
キーエンスHP上で発表されている機能:

  • 本プログラムカードに放射温度計を搭載し、測定温度を2種類ホールド可能。走行前後の温度変化を数値で確認可能
  • バックライト付液晶ディスプレイの搭載により、多岐にわたる設定内容が一目瞭然
  • ESCの個性を演出する周波数の変更は、ドライブ特性に加え、ニュートラルブレーキ・ブレーキの各周波数が各々独立して設定可能
  • モータのTOPスピードに大きく関わる『ルキシオン』の進角調整幅も大きく拡張。モータ特性を走行に応じ大きく変化させることが可能
  • この他、各種設定領域幅を大幅に拡大

※本製品購入により、タキオンの最新プログラムに無償アップグレード可能

キーエンスは新発売が遅れるのが当たり前の様なので、驚きはしないが、当初は「プログラムカード」とタキオンの取扱説明書にも記載されていたにも関わらず、いつの間にか「プログラムコントローラ」に変わってしまった。 幅が11mmもあるとカードとは呼べないのだろう。 機能としては、あるに越したことが無いが、どこまで需要があるのだろうか? また、タキオンとルキシオンのトラブルも今は解決しているのだろうか? 申し訳ないが、現時点では全く興味はない。

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トヨタ モータースポーツ フェスティバル 2009

トヨタ モータースポーツ フェスティバル 2009 (TMSF2009)が11月22日(日)に富士スピードウェイで開催される。このフェスティバルは、日頃からトヨタのモータースポーツ活動を応援するファンへの感謝イベントとして2001年にスタートし、今年で9回目を迎える。

Toyota_msf2008_20091113 TMSF2008

今年は昨年と同じ様なイベント内容だが、何と言ってもトヨタF1撤退を発表してから小林可夢偉や中嶋一貴などのドライバーをはじめ関係者が一同に会するだけに注目度は大きく、トヨタF1マシンのファイナルランもイベントの最後に予定されている。また、LF-Aの走行も楽しみだ。

トヨタ モータースポーツ フェスティバル サイト:http://www.tmsf.jp/index.html
トヨタMSサイト:http://www.toyota.co.jp/ms/

【主な走行車両と参加ドライバー】

F1(TF109、TF108):ヤルノ・トゥルーリ、小林可夢偉、中嶋一貴

SuperGT(LEXUS SC430、IS350、COROLLA):脇阪寿一、伊藤大輔、立川祐路、石浦宏明、大島和也、平手晃平、織戸学 他

Formula Nippon(#8 LeMans、#36 PETRONAS):石浦宏明、アンドレ・ロッテラー

ニュルブルリンク耐久レース(LEXUS LF-A、GAZOO IS250、アルテッツァ):飯田章、木下隆之

D1(チェイサー、アリスト、ゼロクラウン、ソアラ、マークII):斎藤太吾、高橋邦明、時田雅義 他

スペシャル・ゲスト:片山右京、松田次生

【主なイベント】

11:50~12:10
F1,ニュルブルクリンク耐久,フォーミュラニッポン,SUPER GTのレーシングカーがリレーで対決!

12:15~12:35
GTチームのピットストップ作業頂上決定戦!

12:55~13:10
GT選抜vsドリフト選抜のドリフト車庫入れ選手権

13:30~13:50
2009年ニュルブルクリンク24時間耐久に挑戦した、GAZOO Racingによるスペシャル走行。LF-Aの走りがベールを脱ぐ!GAZOO会員限定で同乗体験も実施。

14:00~14:20
D1グランプリ参戦ドライバーによるドリフトエンターテイメントショー

14:45~15:10
トヨタGTチーム最強王者決定戦

15:30~15:55
Panasonic TOYOTA Racing F1カーのファイナルラン!

トヨタF1撤退発表後、可夢偉も一貴も来季のシートが決まらない中でのイベントだけに、なかなかファンも盛り上がりにくいのでは? 可夢偉のロータスとの契約報告の場となることを祈りたい。

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2009年11月12日 (木)

アキュラのALMSマシン ARX-01b ル・マン24時間参戦

昨日の当方のブログにも触れた様に、次期NSXの開発をアキュラが以前行っており、NSXの後継マシンHSV-010の開発もアキュラが関与している可能性が高いと思われるが、ここでアキュラと来年のル・マン24時間に関する情報をまとめておく。

■アキュラ

アキュラ(ACURA) は、本田技研工業が北米を中心に展開している高級車部門・ブランドで、展開開始の1986年のラインナップは、レジェンドとインテグラ、1990年には、NSXが発売された。 次期NSXの開発も行っていたが、世界金融危機により2008年12月17日白紙に戻されている。

2007年よりアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のP2クラスにおいて、エンジン(V8 3,400cc NA)や車両(COURAGE LC75ベースのAcura ARX-01a)の開発及び供給を行なっており、2009年は、P1(4.0L V8 ARX-02a)とP2(3.4L V8 ARX-01b)の両クラスにマシンを提供し、両クラスでチャンピオンマシンに輝いた。

Alms_lmp1_acura_deferran_20091112 Alms_lmp2_acura_lowes_20091111 

http://www.acura.com/

■JASモータースポーツ、アキュラで来季LMS/ル・マンに参戦

これまでWTCC用のアコードやラリー用のシビック・タイプRの開発など、ヨーロッパにおいてホンダ車で活動を続けてきたイタリアのJASモータースポーツが、2010年にアキュラARX-01bでル・マン24時間/ル・マン・シリーズに挑戦することになった。

JASモータースポーツは2010年に向けて、「1台、もしくは2台」のアキュラARX-01bをアメリカのホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)から購入し、ル・マン・シリーズをメインに据えル・マン24時間にも挑戦するという。今後、年末までに必要な資金を集めるべくスポンサーを確保し、ドライバーについては順次発表していくとされている。

Jas_motorsport_civic_20091112

http://www.jasmotorsport.com/

■ストラッカ・レーシングもアキュラ導入?

今季までアメリカン・ル・マン・シリーズで戦ってきたアキュラ・スポーツカーは来季に向けてヨーロッパへも戦いの場を広げると言われており、イギリスのストラッカ・レーシングが今季まで使用していたジネッタ・ザイテックに代えてアキュラを導入するのではないかと言われている。

Le_mans_2009_strakk_racing

http://www.strakkaracing.com/

2010年のル・マン24時間レースは日本のマシンやチームも多く参戦予定で、大変楽しみなレースとなりそうだ。

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2009年11月11日 (水)

SuperGT 2010年 ホンダのNSXの後継はHSV-010か?

ホンダはSuperGT GT500クラスのNSXの参戦を今季限りとしたが、まだ来季マシンの発表はされていない。

11月10日付のJAFモータースポーツ公示のP.17中には「JAF-GT500基本車両資格登録の承認」として、本田技研工業から『HSV-010』という車両が登録された。 このHSV-010がそのまま正式な“呼称”となり、SuperGTでのNSXの後継マシンとなる可能性が高いようだ。

【JAF-GT500基本車両資格登録の承認】

以下の車両が、2010年国内競技車両規則 第8章“グランドツーリングカー500(JAF-GT500)” 第1条「車両」 1.2)「基本車両としての資格」(3)「JAFが認めた車両」として、2009年10月22日付で承認されました

製造者:本田技研工業株式会社

車輌名:HSV-010

車両型式:H010

この「HSV-010」というマシンに関する情報を現在調査中。 分かり次第補足予定だが、NISSAN GT-RやLEXUS SC430もしくはLF-Aと十分勝負出来る次世代のスポーツカーであることを期待したい。 レギュレーション上は原則3.4L V8エンジン ノーマル・アスピレーション、FRだが、特認車も有り得る。

Honda_acura 一時NSXの後継として開発されていたAcura Advanced Sports Car Concept 

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2009年11月10日 (火)

F1 ロータスの残り1つのシートを狙う6人とは?

ロータス F1 チームは、11月末までに2010年のドライバー・ラインアップを発表する予定だが、ファーストドライバーとしてヤルノ・トゥルーリと契約間近と見られている。

残り1つのシートをめぐり、現在ロータスと交渉中であると報じられている小林可夢偉、中嶋一貴、佐藤琢磨といった日本人ドライバーをはじめ6人のドライバーについて、まとめてみた。

F1_lotus_2010protocar_20091110 F1_lotus_logo_20091110

■ファイルーズ・ファウジー(27歳のマレーシア人)

現状:

マイク・ガスコインは、ファイルーズ・ファウジーが2010年にロータスのリザーブドライバーになる可能性が高いことを認めた。

マイク・ガスコイン(チーフテクニカルオフィサー)のコメント:「ファイルーズは、おそらくリザーブドライバーかテストドライバーとしてチームにいるだろう。彼には才能があるが、経験不足にとってレースで駄目になって欲しくはない。(フェルナンド)アロンソに例えてみよう。彼はテストドライバーとしてサインしたが、3年後までルノーのレースシートを与えられなかった。そして彼はトロフィーを獲得し続けた。まさにそれがファイルーズに期待していることだ。F1でのレースは、彼がしてきたものよりもずっと高いレベルにあるので、十分に経験を積まなければならない

F1戦歴:

以前スパイカーのリザーブドライバーを務めた経験があるが、本戦出走はない。

F1以外の
最近の戦績:

2009年ワールド・シリーズbyルノーでシリーズ2位

評価:

チームオーナーとマレーシア政府との深い関係から、国を挙げてマレーシア人F1ドライバー輩出を目指しているだけに2年後の正ドライバー候補だが、F1経験不足から来季はリザーブドライバーと見られている。

■ジャック・ヴィルヌーヴ(38歳)

現状:

11月上旬アブダビでロータスのマイク・ガスコインと面談したことについて、「僕たちが交渉したということを彼が公表したなんて嬉しいね。交渉はまだ予備的なもので、契約の詳細について話し合うような段階ではない

F1戦歴:

1996~2006年(ウィリアムズ、BAR、ルノー、ザウバー)、出走回数164回、通算獲得ポイント235、1997年にF1ワールドチャンピオンに輝いたものの、1998年から2006年F1引退まで3位が4回のみで年間ランキングも下位に低迷。

F1以外の
最近の戦績:

2007年以降はル・マン24時間レースやNASCARに参戦するも、結果を残せず、2008年にル・マンシリーズ第3戦(スパ・フランコルシャン)で、11年ぶりの優勝を果たした。

評価:

F1でのピークは1996~1997年で、経験は豊富だが、現時点での速さは無いと思われる。

■クリスチャン・クリエン(26歳)

現状:

現BMWザウバーのテスト&リザーブドライバー
ヴィルヌーヴと同様にマイク・ガスコインと面談したと言われている。

F1戦歴:

2004~2009年(ジャガー、レッドブル、ホンダのリザーブ、BMWのリザーブ)、出走回数48回、通算獲得ポイント14、年間ランキング2004年16位(3)、2005年15位(9)、2006年18位(2)

F1以外の
最近の戦績:

ユーロF3 2003年シリーズ2位、ル・マン24時間レース(Peugeot 908)で2008年3位、2009年6位

評価:

F1キャリアの点では特出すべきものは無く、一発の速さも無いと思われる。

■小林可夢偉(23歳)

現状:

トヨタの2010年F1撤退発表後、トヨタがF1シート確保に向け人的サポートを行っており、その去就については業界での注目度も高い。

ロータスは、小林可夢偉がロータスに乗りたいとの報道を“光栄”だと語るが、実際に2010年のシートを獲得できるかについては言及していない。
リアド・アスマット(CEO)のコメント:「小林可夢偉のようなドライバーがチームの一員になることを望んでくれることは、我々にはとても光栄なこと。我々は新しいチームだが、彼らは我々を重要なチームとして見みてくれているということだからね」

F1戦歴:

2008年トヨタのテスト&リザーブドライバー、出走回数2回、通算獲得ポイント32009年ブラジルGP9位、アブダビGP6位獲得、年間ランキング2009年18位(3ポイント)

F1以外の
最近の戦績:

2008年GP2アジアシリーズのマレーシアGPにて日本人初優勝。GP2本戦の第1戦スペイン・レース2でも日本人初優勝。GP2アジアシリーズ2008年~2009年ドバイGP優勝、バーレーンGPのレース1優勝により、GP2アジアシリーズチャンピオン獲得(日本人初)

評価:

今年ラスト2戦のアグレッシブな走りは高い評価を受け、F1レース経験は少ないが6人中最も旬で速いドライバーと思われるトヨタの影響力がどこまでのものかも興味深い。

■中嶋一貴(24歳)

現状:

ウィリアムズとは2009年末で契約が切れ、現在ロータス及びマノーと交渉中

F1戦歴:

2007~2009年ウィリアムズ所属、出走回数36回、通算獲得ポイント9、年間ランキング2007年22位(0ポイント)、2008年15位(9ポイント)、2009年20位(0ポイント

F1以外の
最近の戦績:

GP2シリーズ2007年5位

評価:

2008年は9ポイント獲得と確実なドライブが評価されたが、2009年はフリー走行で速さを見せるが、予選では結果が出せず、決勝ではドライブミスや不運が続き、ノーポイントに終わる。残念ながら一発の速さには欠ける

■佐藤琢磨(32歳)

現状:

既存チームと新チームの両方と連絡をとっています。でも何も決まっていませんし、F1ではこれまでのように何があるかわかりません。でもあらゆるチャンスを利用して実現したいですね。来年レーシングできることを願っています。」
「僕も現時点では多額の支援はありませんが、スピード、経験、モチベーションの面でチームに大きな価値を持ち込むことができると思います。日本の状況が改善して、また支援を受けられるよう期待しています。」
「新チームに対しては、スーパーアグリで経験した問題を克服してきたので、僕の経験からいくつか明確な答えを提供できると思います。」
マノーへもアプローチしていると見られている。

F1戦歴:

2002~2008年(ジョーダン、BAR、スパーアグリ)、出走回数91回、通算獲得ポイント44、年間ランキング2002年15位(2ポイント)、2003年18位スポット参戦(3ポイント)、2004年8位(34ポイント)、2005年23位(1ポイント)、2006年23位(0ポイント)、2007年15位(4ポイント)、2008年4戦で撤退(0ポイント)

F1以外の
最近の戦績:

2001年日本人初のイギリスF3チャンピオン獲得、国際F3レース(マールボロマスターズ、マカオGP)も制し、2シーズンでイギリスF3+国際F3+スポット参戦フランスF3の通算19勝を挙げて、F3史上最も成功したドライバーとして評価された

評価:

2008年無念のスーパーアグリ撤退後、トロロッソのテストでは速さを見せるも選ばれず、2009年はF1浪人となりレースに出走していない点が気がかり。 来季はF1以外にインディカー参戦も視野に入れている。

客観的には、ロータスが期待しているマシン開発能力を備えた経験と速さの両面で、トゥルーリの相棒として最も適しているのは、佐藤琢磨かと思われるが、あまり強いコネクションは無いと思われる。
新規参入チームとして表彰台とマスコミの注目を狙うには旬の小林可夢偉に賭けてみる方が良い選択だろう。F1を撤退したトヨタの力が表向きの経済援助抜きでどこまで及ぶのか楽しみに見守りたい。

上記6人以外の候補として、ヘイキ・コバライネンやヴィタリー・ペトロフ(今年のGP2で2位) の名前も噂されている。

新規参入チームのドライバー予想(11/7時点)

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2009年11月 9日 (月)

世界最速のスバルインプレッサ WRX STI 雪上車

スバルオブアメリカは11月3日、SEMAショーで『インプレッサWRX STI』の雪上車、『TRAX』を初公開した。

Subaru_impressa_snow_trax_20091108d Subaru_impressa_snow_trax_20091108c

インプレッサWRX STIのTRAXは、「世界最速の雪上車」をキーワードに誕生。SRT(スバル・ラリー・チーム)アメリカのパートナー企業、バーモントスポーツカー社が開発に参画し、SRTのドライバーでDCシューズ創設者でもあるケン・ブロック選手のために作られたワンオフモデルである。

ハイライトは、タイヤの代わりに履かせたキャタピラ。4WD車をクローラ仕様に改造することで定評のあるマトラックス社製のラバートラックシステムを採用する。

エンジンは2.5リットル水平対向4ターボ。コンピューターをMOTEC製に変更するなどのチューニングを受け、最大出力400ps、最大トルク55.3kgmを発生する。

駆動方式はスバル自慢のDCCD(ドライバー・コントロールド・センター・デフ)付きフルタイム4WDで、トランスミッションはクロースレシオの5速MT。ダンパーは、EXE-TC製グループNラリー用に交換された。

ラリーマシンと同様、レカロ製カーボンバケットシート、ロールケージ、消火装置などを搭載。ラリーマシンと異なるのは助手席やリアシートも用意される点で、シートはすべてレカロのヒーター付きレザー、オーディオはアルパイン製のハイエンドタイプを導入。快適な雪上走行をサポートする。スノーボードなどを積載するキャリアはヤキマ製だ。

映像にはケン・ブロック選手が登場。足回りがタイヤからキャタピラに変わったインプレッサだが、ゲレンデでは華麗な走りを披露している。独特の走行シーンが圧巻の映像は、YouTubeで公開されている。

結構な速度でゲレンデの急斜面を駆け下りてきたり、雪上ラリーの様にカウンターを当てながらコーナリングする姿にはモータースポーツを感じる。難しそうだが、一度運転してみたいものだ。

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2009年11月 8日 (日)

SuperGT 第9戦 もてぎ 決勝:PETRONAS SC430が逆転タイトル獲得、GT300はウェッズスポーツIS350

SuperGT 第9戦(最終戦) MOTEGI GT 250km RACEが、11月8日に栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4.801km×53周)で行われた。GT500クラスは、No.8 ARTA NSXのラルフ・ファーマン/伊沢拓也組が優勝。今年限りで参戦終了となるHonda NSXの最後のレースで有終の美を飾った。GT300クラスはNo.81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)が優勝した。

Sgt_arta_nsx_20091108 Sgt_gt300_20091108c

【GT500】

5位スタートのNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのトレルイエは序盤からNo.38 レクサスSC430とスリリングな4位争いを繰り広げ、4周目には4位となったが、ARTA NSXとの接触により、左前タイヤがスローパンク、ピットイン予定の18周目にバーストしたタイヤがフロントフェンダーを壊し、ピットイン修理となった。本山には悔しい優勝争いからの離脱となった

2位に入った脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組(No.36 PETRONAS TOM'S SC430)がドライバーズ・タイトルを獲得した。チームタイトルも、LEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sが手にした。

Sgt_500title_20091108 脇阪寿一 「ほっとしているの一言です。」

【GT300】

終盤、トップのダイシンには2位M7 雨宮SGC 7が急接近! その後方ではタイヤが厳しい3位ウェッズスポーツIS350が4位JIMGAINER F430の追撃を防ぐ展開となり、最終周までM7 雨宮SGC 7とウェッズスポーツIS350のタイトルが揺れ動く緊迫の展開となった。

同クラスのドライバーズ・タイトルは、このレースで3位に入った織戸学/片岡龍也組(No.19ウェッズスポーツIS350)が手にした。チームタイトルも同車のRACING PROJECT BANDOHが獲得した。

Sgt_300title_20091108 織戸 学 「絶対に獲れると思っていました。」

【SuperGT 第9戦 もてぎ 決勝結果】

決 勝 天候:曇 | コース:ドライ

GT500クラス/決勝結果
Pos.No.MachineDriverTime/Diff.LapsTireWH
1 8 ARTA NSX ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
1:43'30.913 53 BS  
2 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'08.829 53 BS  
3 17 KEIHIN NSX 金石 年弘
塚越 広大
0'09.010 53 BS  
4 6 ENEOS SC430 伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
0'10.440 53 BS  
5 39 DUNLOP SARD SC430 アンドレ・クート
平手 晃平
0'12.653 53 DL  
6 32 EPSON NSX ロイック・デュバル
中山 友貴
0'13.417 53 DL  
7 12 IMPUL カルソニック GT-R 松田 次生
セバスチャン・フィリップ
0'19.213 53 BS  
8 100 RAYBRIG NSX 井出 有治
細川 慎弥
0'25.402 53 BS  
9 35 KRAFT SC430 石浦 宏明
大嶋 和也
0'26.900 53 BS  
10 18 ROCKSTAR 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
0'27.811 53 BS  
11 24 HIS ADVAN KONDO GT-R J.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
0'38.254 53 YH  
12 3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R ロニー・クインタレッリ
安田 裕信
0'42.655 53 MI  
13 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路
リチャード・ライアン
1'28.331 53 BS  
14 1 MOTUL AUTECH GT-R 本山 哲
ブノワ・トレルイエ
5Laps 48 BS  
GT500 規定周回数:37
GT300クラス/決勝結果
Pos.No.MachineDriverTime/Diff.LapsTireWH
1 81 ダイシン アドバン Ferrari 青木 孝行
藤井 誠暢
1:43'43.302 49 YH  
2 7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 谷口 信輝
折目 遼
0'00.416 49 YH  
3 19 ウェッズスポーツIS350 織戸 学
片岡 龍也
0'23.045 49 YH  
4 11 JIMGAINER ADVAN F430 田中 哲也
平中 克幸
0'23.561 49 YH  
5 74 COROLLA Axio apr GT 井口 卓人
国本 雄資
0'33.341 49 MI  
6 31 avex apr COROLLA Axio 坂本 雄也
峰尾 恭輔
0'37.389 49 YH  
7 46 エスロード MOLA Z 星野 一樹
柳田 真孝
0'37.961 49 YH  
8 66 triple a ムルシェ RG-1 山西 康司
余郷 敦
0'48.331 49 YH  
9 26 UP START タイサンポルシェ 黒澤 治樹
阿部 翼
0'50.624 49 YH 16
10 52 KUMHO TIRE  SHIFT  IS350 佐々木 孝太
関口 雄飛
0'58.043 49 KH  
11 88 triple a ガイヤルド RG-3 松田 秀士
坂本 祐也
1'17.532 49 YH  
12 112 石松 with ARKTECH GT3 大井 貴之
澤 圭太
1Lap 48 KH  
13 10 JIMGAINER ADVAN F360 植田 正幸
川口 正敬
1Lap 48 YH  
14 43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
2Laps 47 MI  
15 5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 玉中 哲二
赤鮫 オヤジ
5Laps 44 YH  
16 2 アップル・K-one・紫電 加藤 寛規
吉本 大樹
6Laps 43 YH  
GT300 規定周回数:34
  55 J-TRUST F-PRO おうとキット ポルシェ 山岸 大
小泉 洋史
18Laps 31 YH  
  4 BOMEX LIAN BOXSTER イゴール・スシュコ
伊藤 善博
19Laps 30 YH  
  87 giraffa ガイヤルド RG-3 井入 宏之
和田 久
32Laps 17 YH  
  62 R&D SPORT LEGACY B4 山野 哲也
密山 祥吾
34Laps 15 YH  
  666 FieLDS BOMEX 320R 周防 彰悟
山下 潤一郎
44Laps 5 KH  
  808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 番場 琢
田ヶ原 章蔵
46Laps 3 YH 1
 
□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ □WH=ウェイトハンディキャップ(kg) □開始時刻:14:03'30/終了時刻:15:47'00
□出走台数:36台/完走台数:30台

○決勝ベストラップ
GT500 - 1'47.602 : No.36 PETRONAS TOM'S SC430 (アンドレ・ロッテラー)
GT300 - 1'56.453 : No.81 ダイシン アドバン Ferrari (藤井 誠暢)

※8番ポスト付近のオイル処理のため35周終了時点より4周回セーフティーカーを導入した。
※No.808 2009 SUPER GT Sporting Regulations 第30条2.(ピット作業時のエンジン停止)違反により、ドライビングスルーペナルティを課したが、レースに復帰しなかったため未消化。
※No.4 国際モータースポーツ競技規則付則H項 第2章5違反(SC導入中のコースアウト)により、ペナルティストップ10秒を課した。

決勝結果は、500と300クラス共に奇しくも昨日の当ブログでの予想通りとなってしまった。

昨日ブログを書いた後で、本山に悪いので、「本山のタイトル獲得」に修正しようかと思ったのだが、何故か5番手という予選順位が引っかかり、無理して3位以内に追い上げてトラブルが出る可能性もあるかと思い、脇阪組の2位でタイトル獲得と予想したのだが、見事に当たってしまった。

Sgt_nsx_last_race_20091108b ARTA NSXの優勝は、NSXラストレースには必須の演出

300クラスは、やはりダイシンの速さが目立っていたので、タイトルを争うチームが獲得しても2位以下ならば、ポイント的に大きな差がつかず、ウェッズスポーツIS350が有利かと考えたのだが、これも当たりだった。最後は追い上げられ、かなり危なかったが。

これで今年のメジャーレースはひと段落だが、驚愕、憤慨、ワクワク、ガックリ、納得とさまざまな感動を与えてくれた。来年のモータースポーツがもっと素晴らしく、魅力的なものになることを祈る!

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2009年11月 7日 (土)

SuperGT 第9戦 もてぎ予選:ARTA NSXがポール、GT300はダイシンアドバンFerrari

SuperGT 第9戦 MOTEGI GT 250km RACEの予選が、11月7日、好天の栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4.801km)で行われた。ノックダウン方式の予選で、No.8 ARTA NSXのラルフ・ファーマン/伊沢拓也組がポールポジションを獲得。NSXのGTラストレースになる8日の決勝を奇跡の大逆転をかけ、最前列からスタートする。

Sgt_arta_nsx_20091107b

NSXにとっては、公式戦100戦目(GT500クラス)で47回目のポールポジションとなり、車種別での最多記録

予選2番手は、惜しくも0.01秒差でNo36 PETRONAS TOM'S SC430、3番手はNo 6 ENEOS SC430、4番手にNo38 ZENT CERUMO SC430、そしてドライバーズ・ランキング・トップの本山哲(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)は5番手からのスタートとなった。

【GT500のチャンピオン争い】

■No.8 ATRA NSXが優勝し、No.36 PETRONAS TOM'S SC430が2位の場合は、本山が3位でもチャンピオンとなる。

■No.36 PETRONAS TOM'S SC430が優勝した場合でも、本山が2位ならチャンピオンとなる。

とにかく、本山は5番手スタートから3番手まで順位を上げておく必要があり、トラブルが無ければ、ARTA NSXがその運命を握ることになる。一方、ランキング2位のPETRONAS TOM'S SC430にとっては、自力でARTA NSXを抜いてトップでチェッカーフラッグを受けるしかない。

Sgt_daishin_ferrari_20091107jpg ダイシンアドバンFerrariはチャンピオン争いとは無関係

GT300クラスは、No.81 ダイシンアドバンFerrariの青木孝行/藤井誠暢組が今季3回目の予選クラス1位となった。

予選2番手はランキング2位のNo43 ARTA Garaiya、3番手はランキングトップのNo19 ウェッズスポーツIS350、4番手はランキング4位のNo 7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7、ランキング3位のJIMGAINER ADVAN F430は8番手と少し苦しい戦いになりそうだ。

【GT300のチャンピオン争い】

No19 ウェッズスポーツIS350、No43 ARTA Garaiya、No 7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7の3台で自力で優勝したところにチャンピオンは決まりそうだ。それ以降は優勝してもタイトルには届かない可能性が高い。

【ポールポジション選手コメント】

■No.8 ARTA NSX [GT500]
ラルフ・ファーマン「朝の練習走行からクルマは非常に調子が良かったから、今日は(ポールポジション獲得は)いけると思いました。今年はとても厳しい時期もありましたが、最終戦までタイトル争いができ、ポールポジションも獲得できました。わずかながらタイトルの可能性もありますし、このポールポジションをムダにせず、優勝できるようにがんばるだけです。(予選では)まずはポールポジションを獲るという第一の目的に向け集中していました。だから、まだ決勝のことは深く考えていません。NSXのラストレースで優勝できて、チャンピオンにもなれたら、ホンダの博物館のいい位置にこのクルマを飾ってもらえるかな(笑)」

■No.81 ダイシンアドバンFerrari [GT300]
青木孝行「ポールポジションは何回獲ってもいいものですね。ただ、今年3回というのはデキすぎかな(笑)。セッション3の最後のアタックは、良いタイムを出すための位置取りがうまくいきました。アタック自体も問題なかったです。ただ、クルマに少し問題があり、最初のセッションではコースアウトもしてしまいました。明日に向けてそれを改善したいです。僕らは(タイトルの権利はなく)失うものはないわけで、もうガンガン行くだけです。シーズン最後のレースですから、ここで勝てると来年開幕までいい気分ですから、ホント勝ちたいですね」

【SuperGT 第9戦 もてぎ ノックダウン予選結果】

SUPER LAP 天候:晴 | コース:ドライ

GT500クラス/SUPER LAP
Pos.No.MachinesDriverSession 1Session 2Session 3TireWH
1 8 ARTA NSX s ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
1'44.854 1'44.864 1'44.390 BS  
2 36 PETRONAS TOM'S SC430 s 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
1'44.787 1'45.054 1'44.400 BS  
3 6 ENEOS SC430 s 伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
1'44.964 1'45.017 1'44.712 BS  
4 38 ZENT CERUMO SC430 s 立川 祐路
リチャード・ライアン
1'45.265 1'45.146 1'44.781 BS  
5 1 MOTUL AUTECH GT-R s 本山 哲
ブノワ・トレルイエ
1'45.439 1'44.829 1'45.028 BS  
6 18 ROCKSTAR 童夢 NSX s 道上 龍
小暮 卓史
1'45.298 1'45.204 1'45.116 BS  
7 3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R   ロニー・クインタレッリ
安田 裕信
1'46.086 1'45.489 1'45.316 MI  
8 39 DUNLOP SARD SC430   アンドレ・クート
平手 晃平
1'45.475 1'44.821 1'46.091 DL  
9 17 KEIHIN NSX   金石 年弘
塚越 広大
1'45.091 1'45.513   BS  
10 12 IMPUL カルソニック GT-R s 松田 次生
セバスチャン・フィリップ
1'45.114 1'45.548 BS  
11 100 RAYBRIG NSX s 井出 有治
細川 慎弥
1'45.636 1'45.617 BS  
12 24 HIS ADVAN KONDO GT-R s J.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
1'45.882 1'45.687 YH  
13 32 EPSON NSX s ロイック・デュバル
中山 友貴
1'46.087   DL  
 
GT300クラス/SUPER LAP
Pos.No.MachinesDriverSession 1Session 2Session 3TireWH
1 81 ダイシン アドバン Ferrari s 青木 孝行
藤井 誠暢
1'55.471 1'54.130 1'53.915 YH  
2 43 ARTA Garaiya s 新田 守男
高木 真一
1'56.722 1'55.887 1'54.678 MI  
3 19 ウェッズスポーツIS350 s 織戸 学
片岡 龍也
1'55.662 1'55.682 1'54.926 YH  
4 7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 s 谷口 信輝
折目 遼
1'55.615 1'55.539 1'55.001 YH  
5 74 COROLLA Axio apr GT s 井口 卓人
国本 雄資
1'56.373 1'55.292 1'55.088 MI  
6 88 triple a ガイヤルド RG-3   松田 秀士
坂本 祐也
1'55.745 1'55.539 1'55.090 YH  
7 46 エスロード MOLA Z s 星野 一樹
柳田 真孝
1'56.037 1'55.404 1'55.410 YH  
8 11 JIMGAINER ADVAN F430   田中 哲也
平中 克幸
1'56.189 1'56.087 1'55.454 YH  
9 87 giraffa ガイヤルド RG-3   井入 宏之
和田 久
1'55.794 1'55.613 1'55.649 YH  
10 26 UP START タイサンポルシェ s 黒澤 治樹
阿部 翼
1'56.780 1'54.897 1'56.022 YH 16
11 2 アップル・K-one・紫電 s 加藤 寛規
吉本 大樹
1'55.807 1'56.248   YH  
12 31 avex apr COROLLA Axio s 坂本 雄也
峰尾 恭輔
1'57.140 1'56.323 YH  
13 66 triple a ムルシェ RG-1   山西 康司
余郷 敦
1'56.254 1'56.560 YH  
14 5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号   玉中 哲二
赤鮫 オヤジ
1'56.744 1'57.122 YH  
15 52 KUMHO TIRE  SHIFT  IS350   佐々木 孝太
関口 雄飛
1'56.879 1'57.522 KH  
16 112 石松 with ARKTECH GT3   大井 貴之
澤 圭太
1'57.215 1'57.694 KH  
17 55 J-TRUST F-PRO おうとキット ポルシェ   山岸 大
小泉 洋史
1'57.989   YH  
18 10 JIMGAINER ADVAN F360   植田 正幸
川口 正敬
1'58.496 YH  
19 808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4   番場 琢
田ヶ原 章蔵
1'58.885 YH 1
20 4 BOMEX LIAN BOXSTER   イゴール・スシュコ
伊藤 善博
1'59.190 YH  
21 666 FieLDS BOMEX 320R   周防 彰悟
山下 潤一郎
1'59.792 KH  
22 62 R&D SPORT LEGACY B4 s 山野 哲也
密山 祥吾
2'00.512 YH  
 

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
□WH=ウェイトハンディキャップ(kg) 

両クラスとも明日の決勝をより面白くするような予選順位となった。 決勝予想は、GT500クラスはARTA NSXが脅威の走りで涙のラストレース優勝、タイトルはPETRONAS TOM'S SC430が逆転で脇阪男泣き? 無念の本山はパドックで物を蹴りまくり?
GT300クラスはダイシン アドバン Ferrariが優勝、タイトルは予測は難しいが、ウェッズスポーツIS350か?

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小林可夢偉 F1新規参入チームのロータスに入れるのか?

小林可夢偉は、来季F1参戦に向けて新規チームとの契約を目指しており、中でもロータスに関心があると語った。

Msj_toyota_kazuki_kamui_20091010 将来ある2人の行く末は?

【小林可夢偉のコメント】

「当然のことですが、トヨタでの僕の居場所は無くなってしまいました」

「2010年の契約締結は間近でした。でも、新しいチームが4チームありますから、(F1にとどまる)可能性はまだあります」

「もしチームを選べるのであれば、ロータスがいいですね」

また可夢偉は、2009年いっぱいでF1活動を終えることを決めたトヨタが、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)出身の中嶋一貴と可夢偉の2010年のシート獲得のために援助すると申し出てきたことも明かにした。

【新規参入チーム ドライバー予想】

■ロータス
ヤルノ・トゥルーリ(最有力)
ファイルーズ・ファウジー(今年のフォーミュラ・ルノー3.5で2位、地元マレーシア人)、ジャック・ヴィルヌーヴ(1997年チャンピオン)、ヘイキ・コバライネン、ヴィタリー・ペトロフ(今年のGP2で2位)

■カンポス
ブルーノ・セナ(確定)
ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレンのテストドライバー)、ヴィタリー・ペトロフ

■マノー
ルーカス・ディ・グラッシ(ルノーのリザーブドライバー、ブラジル人)
アダム・キャロル(A1GPチャンピオン、アイルランド人)、ヴィタリー・ペトロフ、アンソニー・デビッドソン、佐藤琢磨、クリスチャン・クリエン、アルヴァアロ・パレンテ

■USF1
アレクサンダー・ブルツ(ベテラン)
ジョナサン・サマートン(フロリダ出身の新人)、クリスチャン・クリエン、カイル・ブッシュ(NASCARドライバー、ラスベガス出身)

【ロータス マイク・ガスコイン(テクニカルディレクター)のコメント】

「新規チームの誰にとってもはっきりしてきたのは、我々が新規チームの中で最後から急速に一番になったということだ。重要なチームだと見なされているし、極めて多くの関心を集めているが、そこに二人の経験豊富なドライバーが必要なんだ。ペイドライバーや新人ドライバーを探しているのではない。それがチームにとってとても重要だと思う」

ガスコインは、ジョーダン、ルノー、トヨタでヤルノ・トゥルーリと一緒に仕事をしてきた間柄であるため、トゥルーリが最有力候補となっている。

「彼は我々が望んでいるドライバーの一人だ。ヤルノは、ワンラップに関していつも驚くべき速さを持っている。新しいチームにとってそれはさらに重要なことなんだ。土曜日にどの位置にいるのかわかっている必要があるからね。ヤルノは常にそれができる男だ」

ロータスは今月末までにドライバーのラインアップを発表したいようだ。

可夢偉と一貴の様なトヨタ純正培養の個人スポンサーを持たない若手ドライバーは、資金や豊富な経験を必要とする新規参入チームからは歓迎されにくいと思われる。トヨタとのコネクションが最も強いのはガスコインのロータスと思われるが、トゥルーリのパートナー候補の顔ぶれもなかなか豪華で、マレーシア政府とのしがらみも強くやや不利だ。他のチームの空きシートも少なく、残念ながら現役F1ドライバーであるにも関わらず、2人の来季F1レギュラーシートは絶望と思われる。

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2009年11月 6日 (金)

タミヤ新製品案内 2009年12月号

タミヤの12月の新製品が発表されました。 注目はTRF416Xとかになるのだろうが、購入の予定はない。 1/8 GPバギーのTRF801Xも購入はしないが、要チェックか。 OPパーツではDB01ハイトラクションシャーシが気になる。

【タミヤ新製品12月 1/10RC関連】

ITEM No製品名価格(税込み)発売日
84110 1/8 TRF801X(OS製エンジン・マフラー付)
Tamiya_trf801x_20091106
1/10 EPでは無いけれど参考まで
134,400円 12月19日(土)ごろ
42162 1/10RC TRF416Xシャーシキット
Tamiya_trf416x_chassis_kit_20091106
TRF416WEの進化版、世界戦で大活躍
83,790円 12月12日(土)ごろ
58447 1/10RC フェラーリ F60
Tamiya_ferrari_f60_20091106
今年1勝しか出来なかった不出来なF60
19,740円 12月19日(土)ごろ
58448 1/10RC COROLLA Axio apr GT (TA05 ver.II)シャーシ
Tamiya_corolla_axio_apr_gt_ta05_200
SuperGTで予想以上に健闘しているマシン
24,990円 12月19日(土)ごろ
58449 1/10RC BMW M3 GT2 2009 (TT-01シャーシTYPE-E)
Tamiya_bmw_m3_gt2_2009_tt01e_200911
アメリカン・ル・マンシリーズ参戦の精悍なエアロフォルムのマシン
14,490円 12月5日(土)ごろ
58450 1/10RC TT-01R TYPE-E シャーシキット 15,540円 12月19日(土)ごろ
49338 1/10RC アルピーヌ A110 スペアボディセット (RC限定) 3,360円 11月28日(土)ごろ
54157 OP.1157 1/10 ツーリングカー コクピットセット (右単座)
ちょっと面白いアイテムですね
1,680円 12月12日(土)ごろ
54187 OP.1187 4駆前輪 デュアルブロックタイヤ C (62/25) 1,575円 12月12日(土)ごろ
54188 OP.1188 後輪 デュアルブロックタイヤ C (62/35) 1,680円 12月12日(土)ごろ
54204 OP.1204 DB01 ハイトラクションシャーシ
ちょっと楽しみなパーツ
3,150円 12月19日(土)ごろ
54205 OP.1205 DB01 アルミダンパーブッシュ (2個) 630円 12月19日(土)ごろ
51401 SP.1401 1/10RC ランチア デルタ インテグラーレ スペアボディセット 3,990円 12月19日(土)ごろ

その他の12月新発売品

12月の新製品は多めだが、当方はF104系やM-05系にあまり興味がないので、なかなか触手が伸びない。 新しいボディも出たが、モータースポーツ衰退の中、来年のタミヤのさらなる努力に期待したい。

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SuperGT 第9戦もてぎ GT 250kmレース プレビュー

SuperGTもいよいよ今年の最後となる第9戦もてぎ GT 250kmレースが11月7日~8日に開催される。 GT500は3組、GT300クラスは6組で年間チャンピオン争いが最終戦まで繰り広げられ、ノーウェイトハンデのガチンコ勝負となる。さらに、予選はスーパーラップ方式ではなく、ノックダウン方式となり、2人のドライバーの総合力が問われる。 どのチームが勝つかは最後まで予想がつかない。

Sgt_kraft_sc430_20091105b Sgt_kraft_sc430_20091105c 新デザインのKraft SC430

【チャンピオン争い】

■GT500:1位がNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rの本山哲は脇阪組の前、もしくは直後でゴールすれば、脇阪組が優勝してもタイトル決定と有利。

■GT300No.19 ウェッズスポーツIS350の織戸学/片岡龍也組、3ポイント差にNo.43 ARTA Garaiyaの新田守男/高木真一組No.11 JIMGAINER ADVAN F430の田中哲也/平中克幸組と上位3位までが若干有利だが、どのチームも優勝がタイトル獲得に直結する。

<ドライバーズチャンピオン・シミュレーション>

GT500 CLASS Rd.8 終了時
ポイント
最終戦順位 & 終了時総獲得ポイント
No Driver / Machine 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98
1 本山 哲
MOTUL AUTECH GT-R
78pt   10
9
8
7
6
5
  4
    3
      2
        1
36 脇阪寿一/A・ロッテラー
PETRONAS TOM’S SC430
73pt 6
5
  4
    3
      2
        1
 
8 R・ファーマン/伊沢拓也
ARTA NSX
61pt       1
 
GT300 CLASS Rd.8 終了時
ポイント
最終戦順位 & 終了時総獲得ポイント
No Driver / Machine 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94
19 織戸 学/片岡龍也
ウェッズスポーツIS350
74pt   10
9
8
7
6
5
  4
    3
      2
        1
43 新田 守男/高木 真一
ARTA Garaiya
71pt 8
7
6
5
  4
    3
      2
        1
 
11 田中哲也/平中克幸
JIMGAINER ADVAN F430
71pt 8
7
6
5
  4
    3
      2
        1
 
7 谷口信輝/折目 遼
M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
67pt   4
    3
      2
        1
 
2 加藤寛規
アップル・K-one・紫電
63pt 3
      2
        1
 
46 星野一樹/柳田真孝
エスロード MOLA Z
58pt         1
 

【タイムスケジュール】

11/7(土) : 公式予選

12:50 - 13:35
SUPER GT:公式予選 1回目
14:25 - 15:32
SUPER GT:ノックダウン予選
S1・14:25 - 14:35 : GT300、14:35 - 14:45 : GT500
S2・14:52 - 14:59 : GT300、14:59 - 15:06 : GT500
S3・15:13 - 15:20 : GT300、15:25 - 15:32 : GT500

11/8(日) : 決 勝

14:00 -
SUPER GT:決勝 (53Laps)

【Honda NSXのSUPER GT参戦終了に伴うメモリアルイベント】

1997年の初参戦から13年間、JGTC(全日本GT選手権)、SUPER GTの舞台で活躍してきたNSXが今大会を持ってその栄光の歴史に幕を閉じる。ファイナルランとなる最終戦もてぎラウンドの会場ではメモリアルイベントとして、NSX-GTトークショー、歴代NSX展示&コックピット体験コーナー、NSXオーナーズクラブパレード などが開催される。

SuperGTも最終戦で両クラスのタイトル決定とNSXのファイナルランが重なり、非常に想い出に残るレースになりそうだ。ずばりタイトル予想は500クラスは5ポイント差と有利なMOTULの本山。上位2台がトラブルでポイントを逃し、3位のARTA NSXが逆転優勝するシナリオはNSXファイナルとしては感動は大きいものの非現実的だろう。
300クラスは最近めっぽう速いJIMGAINER ADVAN F430に持って行かれそうだ。

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三菱自動車が2010年2月に発売予定の新型コンパクトクロスオーバー

三菱自動車は、2010年2月に国内で販売を予定している新型コンパクトクロスオーバーのイラストを公開した。

新型車は、2007年9月にフランクフルトショーで公開された“コンセプトcX”の量販モデルと位置づけられており、グローバル ミドサイズ プラットフォームをベースに開発され、三菱自動車の次世代SUVとして、高い環境性能が追求される見通し。

Mitsubishi_next_suv_20091105 左:公開イラスト、右:Concept-cX Mitsubishi_conceptcx_20091105a

Mitsubishi_conceptcx_20091105b グリーンプラスチック使用の内装 Mitsubishi_conceptcx_20091105c 

【MITSUBISHI Concept-cXとは】

スタイリングコンセプトは「冒険心をかきたて、都会の雑踏を突き抜けるコンパクトカー」とし、SUVとスポーツハッチバックのクロスオーバーという、新しいカテゴリーを創出した。エクステリアは、ダイナミックなウェッジシェイプと大径タイヤによる、精悍で機能的なフォルムとした。フロントフェイスは、逆スラントノーズと台形グリルを組み合わせた、三菱自動車セダン系車種の新しいデザインアイデンティティをクロスオーバーイメージにアレンジし、精悍さと力強さを演出した。

パワートレインは、高出力、高効率の新開発1.8Lクリーンディーゼルエンジンに最適な過給圧制御を実現するVG(Variable Geometry)ターボチャージャーや、欧州の排出ガス規制Euro5に対応するため、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)、及びDPF(Diesel Particulate Filter)を装着した。これに、動力伝達効率に優れる「Twin Clutch SST(Sport Shift Transmission)」を組み合わせることで、軽快な走りと低燃費、低排出ガス化を両立させた。さらに、地球温暖化や石油資源枯渇への対策を目的とした、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を内装材に採用した。

パッケージングは、見晴らし良く、運転し易い、SUVならではの、高めのドライビングポジションと、全長4,100mmと街中でも扱い易いコンパクトなボディサイズとなっている。
 ユーティリティの面では『アウトランダー』でも採用された、荷物の積み下ろしが容易な上下開閉式テールゲートを採用した。また、高い走行性能、走破性能を実現するための電子制御4WD、225/45R19の大径タイヤを採用した。

三菱自動車久々の新車ですが、このコンパクト・SUV・スポーツハッチバックという概念は日本よりもヨーロッパの方が受けるかも。顔はランサーエボリューション系で後ろは昔のシトロエンを思い出させる。

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2009年11月 5日 (木)

レース・オブ・チャンピオンズ(ROC) 結果

レース・オブ・チャンピオンズ(ROC)の国別対抗戦ネイションズカップが11月3日(火)に中国の北京で開催され、セバスチャン・ベッテルとミハエル・シューマッハがコンビを組んだチーム・ドイツが優勝した。 また、11月4日(水)に北京の「鳥の巣」オリンピックスタジアムで行われた個人戦のレース・オブ・チャンピオンズでは、2度のDTMチャンピオンのマティアス・エクストロームがミハエル・シューマッハを破って優勝を飾った。

【ネイションズカップ】

7度のF1ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハと、チームドイツのチームメイトであるセバスチャン・ヴェッテルは、決勝戦のタイブレーク・レースで、オートスポーツチーム英国の新F1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンと3度のワールド・ツーリングカー・チャンピオン、アンディ・プリオーを破って、ネーションズ・カップ初の3連勝を遂げた。

決勝戦の1回戦では、観客の応援するシューマッハがバトンに勝ったが、F1史上最年少レース優勝者のヴェッテルが2回戦でプリオーに敗れた。そして優勝決定戦でユニークなROCマシンに乗ったシューマッハは無敵だった。チーム・ドイツは、12レースで10勝の圧勝

Race_of_champ_20091104c Race_of_champ_20091104d 優勝したミハエルとヴェッテル

■シューマッハのコメント

「いい戦いだった。残ってる才能を使うためにこのイベントに戻ってきたんだ。このトラックでは、他のドライバーがどのくらい激しく攻めるのかを見ることができる。もちろんハイライトはレーシングだが、それ以外のことはレース・オブ・チャンピオンのリラックスした雰囲気をつくりだしており、僕らはそれを楽しんでいる」

■ヴェッテルのコメント

「3年連続優勝はまだ誰も達成していない。だから本当に誇りにできるね」

■バトンのコメント

「2位というのは最高ではないね。2位フィニッシュは気に入らない。でもとても楽しかった。今夜はチームメイトの助けを借りてばかりだった」

【レース・オブ・チャンピオンズ】

スウェーデン人で2度のDTMチャンピオンであるエクストロムは、準々決勝でル・マン24時間耐久レースの優勝者トム・クリステンセン、準決勝で新F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンを破った。決勝ではミッコ・ヒルボネンヴェッテルを破ったミハエルと3ラウンドの決勝レースを戦い、先に2勝を挙げたエクストロムが2006年のスタッド・ド・フランス、2007のウェンブリーに続いて今回の鳥の巣を制して3度目のチャンピオンに輝いた。

Race_of_champ_20091104e 決勝 エクストロム vs ミハエル

■エクストロムのコメント

「素晴らしいよ。去年は優勝できなかったので、決勝戦でミハエル・シューマッハに勝って最高の気分だ」

各界のチャンプが集まった非常に豪華な顔ぶれの中で、国別対抗に優勝したミハエル・シューマッハとセバスチャン・ヴェッテルのドイツペアは、群を抜いて強かった。 ミハエルはF1に戻る気はもう無いようだが、まだまだ速さは健在のようだ。

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2009年11月 4日 (水)

トヨタ F1売却無しの完全撤退、TMGはヨーロッパの活動拠点へ

トヨタ自動車は11月4日、豊田章男社長が、記者会見で2009年限りのF1世界選手権からの撤退を発表すると共にトヨタのHPでも撤退のニュースをリリースした。

【記者会見発表及び質疑応答の骨子】

・トヨタは2009年をもってF1から撤退する

・Toyota Motorsport GmbH(TMG)は欧州におけるモータースポーツ活動拠点へと、事業内容を転換していく

・エンジン供給のみのF1参戦継続はなく、完全撤退

・SuperGTなどの他のレースについては継続するが、それ以外のことはまったく白紙

・TDPは縮小はするが、継続し、もっと小さな子供をサポートしていく

・ドライバー交渉が進んでいなかったのは、今回の撤退が背景にあったから

・中嶋一貴と小林可夢偉の2人については、TMGが契約を持っているので、サポートは続けていくつもりで、できればどこかのチームに乗せたい。現在、両方ともTMGの関係者が動いている。

トヨタ ニュース リリース

トヨタ、F1からの撤退を発表

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、2009年をもってフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)から撤退することを発表した。

トヨタは、昨年来の急激な経済情勢の変化の中でも、豊かなクルマ文化の創造に向けた重点施策として、モータースポーツの最高峰であるF1への参戦を継続してきた。しかしながら、昨今の厳しい経営環境を踏まえつつ、来年以降のモータースポーツ活動についても、あらためて中長期的な観点から総合的に検討した結果、本年限りでのF1からの撤退を決定した。今後、F1に参戦していたトヨタのモータースポーツ子会社Toyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ 有限会社)は、欧州におけるモータースポーツ活動拠点へと、事業内容を転換していく予定である。

トヨタはモータースポーツ活動を、クルマの持つ「夢」や「感動」をお客様にもたらす大切なものと位置づけており、F1には、2002年以降8年にわたって参戦してきた。多くのチームがしのぎを削る、最高峰のレースへの挑戦は、トヨタのブランド認知度・信頼度の向上や、技術開発、人材育成など、様々な面でトヨタに多くのメリットをもたらしてくれた、かけがえの無い貴重な経験であった。単独チームとしての参戦には、多くの困難もあったが、ファンの皆様や、関係者の皆様の温かいご支援に支えられ、8年間で表彰台13回、入賞87回という成績を修めることができた。

トヨタは今後、F1をはじめとするモータースポーツで得た経験を生かしながら、スーパースポーツ「LEXUS LFA」や小型FRスポーツなど、お客様をワクワクさせることのできる市販車の開発に邁進していく。また、モータースポーツ活動についても、様々なカテゴリーのレースへの参戦のみならず、お客様に身近に感じていただけるグラスルーツレベルのレースの支援や、気軽に楽しんでいただけるようなイベントの企画、モータースポーツの一層の発展に貢献すべく、積極的に取り組んでいく。
TMG山科会長の涙の記者会見が印象的だが、F1ファンにとっても辛い1日となった。
一刻も早いトヨタのF1復帰を願うと共に、一貴と可夢偉の今後の活躍を暖かく見守りたい。

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トヨタ F1撤退 11月4日に臨時役員会で正式決定?

昨日当ブログでもトヨタF1撤退の可能性について取り上げたが、トヨタは、F1から今年限りで撤退する方針を固め、11月4日に臨時取締役会を開いて正式決定し、豊田章男社長が東京都内で会見して発表することとなった。

F1_toyota_kamui_20091016a Don't mind "raw deal"

トヨタは02年にF1に参戦。当初は12年まで継続する方針を示していたが、世界不況により2期連続の赤字となる見通しで、これ以上の費用負担は難しいと判断した。

トヨタは7月、傘下の富士スピードウェイでのF1開催から昨年限りで撤退することを表明したが、9月中間決算で黒字になったホンダなどに比べ大きく出遅れており、F1撤退によるコスト削減を決断した。

F1参戦は、運営費や車両製造費などで年間数百億円かかるとされるが、トヨタは11月5日に発表する09年9月中間連結決算も営業赤字となる見通し。

今後はF1チームのメンバーらの雇用を守るため、チームの譲渡などを検討する。共同参戦などの形で、運営費を大幅に圧縮し、F1にかかわり続ける可能性もある。

ついに恐れていた噂は本当になってしまった。 本業での世界的経営悪化が原因であるので当然ではあるが、トヨタなら撤退すると思っていた反面、可夢偉の活躍で来季の期待も大きくなってきただけに残念で仕方が無い。 何度も言うが、やはりトヨタにはF1文化は無かった。

昨年F1ではSuper Aguri Team、続いてホンダが撤退し、WRCではスバルとスズキが撤退した。今季はホンダの後を継いだBrawnGPがチャンピオンに輝き、ホッとしたところだった。
来季はF1は新規参入はあるものの、BMWに続くトヨタの撤退により、モータースポーツの最高峰であるF1の魅力が半減しないことを望む。

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2009年11月 3日 (火)

バギーミーティング (11月):DB01 Bajaにひかれ右前足骨折!

本日寒風の中、11月のバギーミーティングに参加してきました。

久々に参戦の師匠をはじめ、いつもより多くのRC仲間が集まったにも関わらず、マシントラブル続出で、まともなレースが出来ないまま、お開きとなってしましました。

【当方のDB01 右前足骨折事件】

当方のDB01は軽くウォーミングアップをしている際に、仲間の1/5 エンジンバギーのHPI Baja 5Bに近づき過ぎ、軽くバハにひかれ、上に乗り上げられてしまいました。
あっと思った瞬間、DB01の右前足は見事に骨折フロントデフカバーとフロントダンパーステイが破損、エアレーションダンパーのピストン、スプリングリテーナーも大きく曲がる重症となってしまった。
ちょっと当たっただけなのに、恐るべし10kgのBaja!

Baja5b_vs_db01_20091103 Baja 5BとDB01 Db01_front_damper_damage_20 右前足骨折のDB01

【AkibonさんのDB01 ハボック・プロ・ブラシレスへグレードアップ】

今回、AkibonさんのDB01はこれまでのボルテックス BL EXPERIENCEのシステムに替えて、新たにノバック ハボック・プロ/バリスティック6.5Tのブラシレス・システムが導入されました。 操縦した印象としては、センサード特有のレスポンスと加速感が向上し、マシン自体も非常に軽く感じられるほどでした。 Akibonさんも、大ジャンプで頭から着地し、フロントデフカバーが割れてしまい、交換となるほど調子よく走ってました。

【NOVAK #3516 ハボック・プロ/バリスティック6.5T BLモーターシステム】

Novac_havoc_proballistic_65t 販売会社:イーグルレーシング、税込定価:22,890円

ノバック・ハボックプロは、ノバック開発チームによる限り無き走りへの追求と更なる生産効率の向上により、最高級ブラシレスモーターの低価格化が実現致しました。
ESCは、GTBシリーズをベースにスロットルカーブコントロール、ブレーキ周波数コントロール,リバース(バック)コントロール正逆転コントロール、Li-Po&Li-Fe対応の5つのNEWファンクションが加わりました。これらのファンクションにより、低速から高速域までより滑らかな回転を自在に生み出す事ができ付属のセンサー付ブラシレスモーターは、中低速域での微妙なスロットルコントロールが可能です。

■HAVOC PRO BRUSHLESS ESC SPECS
Input Voltage: 2S Li-Po cells, 2S Li-Fe cells or 4-6 NiMH cells (1.2V/cell)
ESC Footprint: 1.16” x 1.49” (29.5 x 37.8 mm)
Weight (without wires): 1.36 oz. (38.5 g)
Design: Sensor-based
Motor Limit (brushless): All 3.5-turn Novak 540-size sensored brushless motors
On-Resistance (brushless): 0.00040 ohms @ 25°C trans. temp.
BEC: 6.0 volts DC / 3.0 amps
Rated Current: 540 Amps @ 25°C trans. temp.
Braking Current: 540 Amps @ 25°C trans. temp.
Status LEDs: 4
Voltage Cut-Off: 6.25V (Li-Po), 4.75V (Li-Fe)
Power Wires: 14G Super-Flex Copper-Strand Silicone Wire

楽しみにしていたバギーミーティングでしたが、寒く、痛い1日となりました。 次回はまともなレースをしたいですね。 これに懲りず、また集まってください!

ハボック・プロとバリスティックのセットは非常にコストパフォーマンスが高く、これで1万9千円位ならお買い得ですね。

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トヨタ 11月8日にF1撤退発表か?

トヨタは、11月8日(日)に2010年のF1活動に関しての発表を行うらしい。

F1_toyota_kamui_20091103 F1レーサーか? すし職人か?

11月8日と言えば、2010年のF1活動予算が決定される11月15日の役員会の一週間前だが、これは既にF1撤退が決定しており、予算承認の必要が無いことを意味するのではないだろうか?

それとも現段階で2010年の2名のドライバーが決定し、同時に予算も承認範囲で確定しており、役員会を待たずして予算承認が内々に決定しているかのどちらかだ。

常識的には、トヨタの様な大企業では、F1活動予算は正式な役員会の承認を得ずして決定されることはないと思われるので、残念ながら前者の可能性の方が高いと思われるが、両方の要因について推測してみた。

【F1撤退要因】

●今年9月29日に米トヨタは過去最大の380万台のフロアマットトラブルによるリコールを発表し、業績回復に大きな影響を及ぼすと見られており、トヨタF1チームの山科忠代表は同日の会見で「来期以降の業績によっては(参戦は)不透明だ」と述べている。

●F1参戦8年目となる2009年の目標は「初優勝」と各戦でのポイント獲得だったが、表彰台は何度か獲得したものの、初優勝は達成されず、勝てるドライバーであるライコネン獲得に失敗した時点で、来季は継続参戦しても優勝は困難で高額な投資に見合わないと判断した。

ウィリアムズにエンジン契約を解約され、現在他のチームと交渉中としながらも、実際にはトヨタのエンジン供給を希望するチームはなく、来季エンジン開発を中止しても問題はない。

【F1継続要因】

ライコネン獲得断念により、高額年俸分が浮き、小林可夢偉ともう一人のドライバー(高額年俸ではなく、若手?)で来季挑戦することを決定したことで、大幅なコスト削減が達成され、役員会の承認を待たずして事前に承認されていた予算の範囲で継続参戦が可能になった。

●アブダビGPの直後にはジョン・ハウェット トヨタ・モータースポーツGmbH社長が、可夢偉の走りを評価し、来季のシートも70~80%確実という前向きなコメントをしており、山科忠チーム代表からもネガティブなコメントはなかったので、撤退決定は考え難い。

●トヨタはパナソニックとF1チームのメインスポンサーを2010年から2012年まで3年間延長継続する契約を今年締結しているので、スポンサーの問題は考え難い。

●トヨタは2010~2012年のコンコルド協定に調印しており、また10月1日にZF Sachsと2010年シーズンのサプライヤー契約もを発表している。 山科忠チーム代表はこの時点で「シーズン半ばですが、来シーズンの開発と計画はすでに始まっています」と述べている。

最終的には、トヨタという企業のチームである以上、経済的な要因が最も重視すると思われる。 折角、小林可夢偉の活躍にF1ファンは大喜びし、2010年のトヨタのシート獲得が確実かと期待していただけに、もし撤退発表であれば、残念でしかたがない。 逆に可夢偉と一貴の夢の日本人コンビとかのサプライズ発表も密かに期待している。 可夢偉も実家の尼崎のすし屋の後を継ぐにはまだ早かろう。

なお、トヨタがF1から撤退することになれば、その2010年のグリッドはサウバーに与えられることになる可能性が高いらしい。

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2009年11月 2日 (月)

ブリヂストン 2010年末でF1タイヤ供給から撤退を発表

11月2日ブリヂストンは2010年シーズン終了をもってF1タイヤ供給から撤退する決定をニュース・リリースで発表した。

【F1タイヤの供給について】

株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は現在のフォーミュラーワン世界選手権(以下F1)公式タイヤサプライヤー契約が2010年に満了することをもって一つの区切りとし、新規契約を結ばないことを決定致しました。

当社は、大きく変化しつつある事業環境の中で、経営の最終目標を実現するには、経営資源を再配分し、革新的技術や戦略分野へ技術開発資源を重点的に集中させることが必要であると判断し、今回の決定に至ったものです。

F1を足元から支えることにより、当社の技術は格段の進歩を遂げました。それに加え、世界中の皆様にブリヂストンをグローバルプレーヤーとしてご認識いただくようになったことは、当社にとって非常に大きな意味を持ちます。F1から得た多くのことを財産とし、今回の契約満了を一つの区切りとして、更に取り組むべき大きな課題に向け邁進してまいります。

ブリヂストンは2010年シーズン終了まで従来と同様にF1を支えてまいります。F1チームならびに関係者の皆様、世界中のF1ファンの皆様に心より感謝申し上げます。

ブリヂストンのF1への投入コストは半端な額ではないと思われる。世界経済が回復し、再び複数のタイヤメーカー間で更に興味のある競争が行われることを期待したい。

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F1 最終戦 アブダビGP 決勝:ベッテル優勝、可夢偉が6位初入賞、一貴は13位

F1 第17戦 アブダビGPの決勝が11月1日(日)、ヤス・マリーナ・サーキットで行われた。(気温31度、路面温度34度)

予選で圧倒的な強さをみせポールポジションからスタートしたマクラーレンのルイス・ハミルトンは右リヤのブレーキパッド破損で21周目でリタイヤとなり、2番手スタートのレッドブルのセバスチャン・ベッテルが優勝した。

2位はマーク・ウェバーでレッドブルがワンツーフィニッシュ。3位にはBrawnGPのジェンソン・バトン、4位にルーベンス・バリチェロが入った。

F1_toyota_kamui_20091101b F1_toyota_kamui_20091101a

F1デビューから2戦目のトヨタの小林可夢偉は、何度も自己ベストを更新する素晴らしい走りで6位入賞、初ポイントを獲得した。ヤルノ・トゥルーリも7位に入り、トヨタにとっては最高の形で2009年シーズンを締めくくった。

可夢偉と同じく1ピット作戦を取ったウイリアムズの中嶋一貴は13位で今季ノーポイントに終わった。

【小林可夢偉 6位】

「本当に良いレースだった。スタートで、(キミ)ライコネンを抜いたが、最初のスティントで彼の後ろを走っていたらトップ6入りは難しかったので、この追い抜きが結局、重要だった。抜いたとき、ポイント争いに食い込むペースを刻める自信を持つことができ、目標はコンスタントに速く走行することだった。チームは私がポイント圏内に入れた大きな要因となった戦略とピットストップで、大変良い仕事をしてくれた。今季、F1でレースをすると思っておらず、機会を与えてくれたトヨタに感謝したい。今日は、ポイント獲得が目標だったが、6位入賞には少し驚いている。素晴らしい結果であり、大変満足している

【山科 忠チーム代表】

「2009年の最終戦で両ドライバーがポイント圏内に入ったことは、私たちにとって最高の結果だった。可夢偉は本当に素晴らしい仕事をしてくれたので彼については非常に光栄に思うが、ヤルノも力強い結果を得るためにがんばってくれた。今年は、ケルンにいるみんなも含めてチーム全員が立派な仕事をしてくれた。厳しいシーズンだったがポジティブな結果で終わることができたので、チーム全員やスポンサー、ファンに感謝したい。また、この素晴らしい開催地を作り上げるために優れた仕事をしたレース主催者や、今シーズンにあらゆることを達成した新しいワールドチャンピオンであるブラウンGPとジェンソン・バトンにも賛辞を送りたいよ」

【ジョン・ハウェット トヨタ・モータースポーツGmbH社長】

「わずか2戦だけの参戦であるにも関わらず、可夢偉の走りがわれわれに大きな感銘を与えたことは間違いない。われわれが好むのは闘志であって、その意味で彼は素晴らしいファイトをこの2戦で証明したと言えるだろう。メディアによる噂では彼が来季のトヨタ・ドライバーの一人に挙げられているようだが、その可能性をわれわれは否定しないよ」

【中嶋一貴 13位】

「今日は1ストップで走るのは簡単ではなく、最初のスティントがうまくいったとは感じませんでした。レース中盤はさらに渋滞に影響されましたが、55周を走り続ける以外には何もありませんでした。でもよいバトルがあり楽しめました」

【アブダビGP 決勝結果】

Pos.No.DriverTeamLapsTimeGapKphBestLap
1 15 S・ベッテル レッドブル 55 1:34:03.414 - 194.789 1:40.279 54
2 14 M・ウェバー レッドブル 55 1:34:21.271 17.857 194.175 1:40.571 14
3 22 J・バトン BrawnGP 55 1:34:21.881 18.467 194.154 1:40.642 49
4 23 R・バリチェロ BrawnGP 55 1:34:26.149 22.735 194.007 1:40.449 54
5 6 N・ハイドフェルド BMW 55 1:34:29.667 26.253 193.887 1:40.672 54
6 10 小林可夢偉 トヨタ 55 1:34:31.757 28.343 193.816 1:40.779 55
7 9 J・トゥルーリ トヨタ 55 1:34:37.780 34.366 193.610 1:40.723 49
8 12 S・ブエミ トロ・ロッソ 55 1:34:44.708 41.294 193.374 1:40.326 55
9 16 N・ロズベルグ Tウィリアムズ 55 1:34:49.355 45.941 193.216 1:40.997 49
10 5 R・クビサ BMW 55 1:34:51.594 48.180 193.140 1:40.924 54
11 2 H・コバライネン マクラーレン 55 1:34:56.212 52.798 192.984 1:41.316 53
12 4 K・ライコネン フェラーリ 55 1:34:57.731 54.317 192.932 1:40.843 54
13 17 中嶋一貴 ウィリアムズ 55 1:35:03.253 59.839 192.745 1:40.754 54
14 7 F・アロンソ ルノー 55 1:35:13.101 69.687 192.413 1:40.757 54
15 21 V・リウッツィ フォース・インディア 55 1:35:37.864 94.450 191.583 1:41.277 54
16 3 G・フィジケラ フェラーリ 54 1:34:06.897 1 LAP 191.128 1:41.132 54
17 20 A・スーティル フォース・インディア 54 1:34:10.427 1 LAP 191.009 1:40.904 34
18 8 R・グロージャン ルノー 54 1:34:11.396 1 LAP 190.976 1:42.274 47
Not Classified
Pos.No.DriverTeamLapsTimeGapKphBestLap
  1 L・ハミルトン マクラーレン 20 34:32.330 未完走 192.765 1:40.367 16
  11 J・アルグエルスアリ トロ・ロッソ 18 32:06.879 未完走 186.563 :43.318 16

■F1 2009年 ポイント・ランキング

おめでとう可夢偉! 1ピット作戦にも関わらず、アグレッシブに攻め続け、自己ベストを繰り返す走りは立派。 6位入賞念願のポイント獲得。今回も、世界が注目する走りで来季のシートをぐっと引き寄せた。

一方、一貴はいつもの1ピットペースで見せ場を全く作る事が出来きず、来季のシートへのアピールにつながらなかった。

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2009年11月 1日 (日)

アジアン・ル・マン 岡山 レース結果

ルマン24時間耐久レース、アメリカンルマンシリーズ(ALMS)に続く新たなルマンシリーズとして、今回が初開催となる「アジアンルマンシリーズ」が10月30日(金)~11月1日(日) の3日間に渡って岡山国際サーキット(岡山県)にて開催された。

決勝は10月31日にレース1、11月1日レース2が行われ、ルマンシリーズのレギュレーションに沿ったクラス区分により、LMP1、LMP2、LMGT1、LMGT2の4クラス混走の中、両日の合計ポイント1位の各クラスの総合優勝チームは2010年ルマン24時間レースへの参戦権が与えられる。

Aleman_17_pescaroro_20091031 LMP1 No.17 Aleman_69_lamborghini_20091101 LMGT1 No.69

【クラス別優勝チーム】

RaceNo.TeamMachine
LMP1
レース1 17 ソラ・レーシング ペスカローロ・ジャッド
レース2 007 アストンマーチン・レーシング ローラ・アストンマーチン
総合優勝 17 ソラ・レーシング ペスカローロ・ジャッド
LMP2
レース1 24 OAKレーシング ペスカローロ・マツダ
レース2 24 OAKレーシング ペスカローロ・マツダ
総合優勝 24 OAKレーシング ペスカローロ・マツダ
LMGT1
レース1 69 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ
レース2 61 ヒトツヤマ・ノバ アストンマーチンDBR9
総合優勝 69 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ
LMGT2
レース1 92 レイホール-レターマン・レーシング BMW M3
レース2 89 ハンコック-チーム・ファーンバッハー フェラーリF430GT
クラス優勝 89 ハンコック・チーム・ファーンバッハー フェラーリF430GT

なお、ミシュラングリーンXチャレンジは87号車ドライソン・レーシングが獲得。24号車OAKレーシングが2位となった。

【レース1結果】

Pos.ClassNo.TeamMachineDriverLaps
1 P1 17 ソラ・レーシング ペスカローロ・ジャッド C.ティンソー/中野信治 126
2 P1 10 チーム・オレカ・マットムート オレカ・AIM N.ラピエール/L.デュバル 126
3 P1 15 コレス アウディR10 TDI C.ベックルド/O.ジャービス 125
4 P1 7 アストンマーチン・レーシング ローラ・アストンマーチン H.プリマ/S.ミュッケ 124
5 P1 14 コレス アウディR10 TDI C.アルバース/M.クレッソーニ/野田英樹 122
6 P1 87 ドライソン・レーシング ローラ・クーペ・ジャッド P.ドライソン/J.コッカー 121
7 P2 24 OAKレーシング ペスカローロ・マツダ J.ニコレ/R.ヘイン/M.ラハイエ 116
8 P2 28 ホセ・イバニェズ クラージュ・AER J.イバニェズ/トゥールモンド/F.ダ・ロッカ 116
9 P1 11 東海大学・YGKパワー クラージュ・オレカ-YGK 脇阪薫一/密山祥吾 113
10 GT1 69 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ 余郷敦/井入宏之/松田秀士 113
11 GT2 92 BMW レイホール-レターマン・レーシング BMW M3(E92) D.ミューラー/T.ミルナー 113
12 GT2 77 チーム・フェルバーマイヤー・プロトン ポルシェ997 GT3 RSR M.リエブ/W.ヘンヅラー 113
13 GT1 61 ヒトツヤマ・チーム・ノバ アストンマーチンDBR9 都筑晶裕/土屋武士 113
14 GT2 89 ハンコック-チーム・ファーンバッハー フェラーリF430GT D.ファーンバッハー/A.シモンセン 113
15 GT2 88 チーム・フェルバーマイヤー・プロトン ポルシェ997 GT3 RSR CH.リエド/M.ホルズラー 112
16 GT2 85 ジムゲイナー・レーシング フェラーリF430GT 田中哲也/平中克幸 112
17 GT2 71 チーム・ダイシン フェラーリF430GT 青木孝行/藤井誠暢 111
18 GT2 98 ハンコック-KTR ポルシェ997 GT3 RSR 影山正美/木下みつひろ 109
19 GT2 40 ロバートソン・レーシングLLC フォードGT Mk7 D.ロバートソン/A.ロバートソン/D.ミュレー 108
20 GT2 91 チーム・ホンコン・レーシング アストンマーチン・バンテージ Ph.マー/M.キム/T.エンゲ 107
R GT1 50 ラルブル・コンペティション サリーンS7R R.ベルビル/ St.ルムレ/C.ヴァンダム 81
R GT1 68 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ 山西康司/坂本祐也 37
R GT2 81 スクーデリア・フォルム ポルシェ996 GT3 RSR 小嶋貞一/堀主知ロバート/木村正治 3

【レース2 結果】

Pos.ClassNo.TeamMachineDriverLaps
1 P1 7 アストンマーチン・レーシング ローラ・アストンマーチン H.プリマ/S.ミュッケ 128
2 P1 17 ソラ・レーシング ペスカローロ・ジャッド C.ティンソー/中野信治 128
3 P1 10 チーム・オレカ・マットムート オレカ・AIM N.ラピエール/L.デュバル 128
4 P1 87 ドライソン・レーシング ローラ・クーペ・ジャッド P.ドライソン/J.コッカー 127
5 P1 15 コレス アウディR10 TDI C.ベックルド/O.ジャービス 127
6 P1 14 コレス アウディR10 TDI C.アルバース/M.クレッソーニ/野田英樹 125
7 P2 24 OAKレーシング ペスカローロ・マツダ J.ニコレ/R.ヘイン/M.ラハイエ 118
8 GT1 61 ヒトツヤマ・チーム・ノバ アストンマーチンDBR9 都筑晶裕/土屋武士 115
9 GT1 69 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ 余郷敦/井入宏之/松田秀士 114
10 GT1 50 ラルブル・コンペティション サリーンS7R R.ベルビル/ St.ルムレ/C.ヴァンダム 114
11 GT2 89 ハンコック-チーム・ファーンバッハー フェラーリF430GT D.ファーンバッハー/A.シモンセン 114
12 GT2 88 チーム・フェルバーマイヤー・プロトン ポルシェ997 GT3 RSR CH.リエド/M.ホルズラー 113
13 GT1 68 JLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ 山西康司/坂本祐也 113
14 GT2 71 チーム・ダイシン フェラーリF430GT 青木孝行/藤井誠暢 113
15 GT2 98 ハンコック-KTR ポルシェ997 GT3 RSR 影山正美/木下みつひろ 112
16 GT2 92 BMW レイホール-レターマン・レーシング BMW M3(E92) D.ミューラー/T.ミルナー 110
17 GT2 40 ロバートソン・レーシングLLC フォードGT Mk7 D.ロバートソン/A.ロバートソン/D.ミュレー 105
18 GT2 91 チーム・ホンコン・レーシング アストンマーチン・バンテージ Ph.マー/M.キム/T.エンゲ 93
19 P2 28 ホセ・イバニェズ クラージュ・AER J.イバニェズ/トゥールモンド/F.ダ・ロッカ 92
20 GT2 81 スクーデリア・フォルム ポルシェ996 GT3 RSR 小嶋貞一/堀主知ロバート/木村正治 69
R GT2 85 ジムゲイナー・レーシング フェラーリF430GT 田中哲也/平中克幸 62
R P1 87 ドライソン・レーシング ローラ・クーペ・ジャッド P.ドライソン/J.コッカー 13
R P1 11 東海大学・YGKパワー クラージュ・オレカ-YGK 脇阪薫一/密山祥吾 0

日本チームはJLOC ランボルギーニ・ムルシェラゴ(山西康司/坂本祐也)がLMGT1のクラス総合優勝を決め、来年のル・マン24時間レースの参戦権を得た。 また、チーム・ダイシン フェラーリF430GT(青木孝行/藤井誠暢)はレース2でLMGT2クラス3位表彰台を飾った。 一方、元F1ドライバーの中野信治はLMP1クラスで総合優勝を決め、その速さの健在ぶりを証明した。

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F1 最終戦 アブダビGP 予選:トップはハミルトン、可夢偉は12番手、一貴は14番手

F1 最終戦 アブダビGPの予選が10月31日(土)、ヤス・マリーナ・サーキットで、日没を迎え、人工照明の下、行われた。(気温29度、路面温度32度)

F1_toyota_kamui_20091031b 美しいヤス・マリーナ・サーキットを走る可夢偉

ポールポジションを獲得したのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。Q1~Q3まで全てトップタイムを出す圧巻の予選セッションをみせ、今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。

2番手はセバスチャン・ベッテル、3番手はマーク・ウェバーとレッドブル勢が並んだ。

4番手にはルーベンス・バリチェロ、5番手にはジェンソン・バトンとブラウンGP勢が続いた。

トヨタ勢は、ヤルノ・トゥルーリが6番手。小林可夢偉は1分40秒台を出したにも関わらず、僅か0.116秒差でQ2敗退、12番手となった。中嶋一貴(ウィリアムズ)はミスもあり14番手に終わった。

F1アブダビGP決勝レースは、明日11月1日(日)の日本時間22時(現地時間17時)からスタートする。

【F1 最終戦 アブダビGP 予選結果】

Pos.No.DriverConstructorsQ1Q2Q3Laps
1 1 L・ハミルトン マクラーレン 1:39.873 1:39.695 1:40.948 20
2 15 S・ベッテル レッドブル 1:40.666 1:39.984 1:41.615 21
3 14 M・ウェバー レッドブル 1:40.667 1:40.272 1:41.726 21
4 23 R・バリチェロ BrawnGP 1:40.574 1:40.421 1:41.786 24
5 22 J・バトン BrawnGP 1:40.378 1:40.148 1:41.892 25
6 9 J・トゥルーリ トヨタ 1:40.517 1:40.373 1:41.897 24
7 5 R・クビサ BMW 1:40.520 1:40.545 1:41.992 25
8 6 N・ハイドフェルド BMW 1:40.558 1:40.635 1:42.343 24
9 16 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:40.842 1:40.661 1:42.583 25
10 12 S・ブエミ トロ・ロッソ 1:40.908 1:40.430 1:42.713 27
11 4 K・ライコネン フェラーリ 1:41.100 1:40.726 - 20
12 10 小林可夢偉 トヨタ 1:41.035 1:40.777 - 17
13 2 H・コバライネン マクラーレン 1:40.808 1:40.983 - 16
14 17 中嶋一貴 ウィリアムズ 1:41.096 1:41.148 - 18
15 11 J・アルグエルスアリ トロ・ロッソ 1:41.503 1:41.689 - 19
16 7 F・アロンソ ルノー 1:41.667 - - 12
17 21 V・リウッツィ フォース・インディア 1:41.701 - - 10
18 20 A・スーティル フォース・インディア 1:41.863 - - 10
19 8 R・グロージャン ルノー 1:41.950 - - 12
20 3 G・フィジケラ フェラーリ 1:42.184 - - 12

可夢偉は僅かな差でQ3進出はならなかったが、決勝はミスをせず、可夢偉らしい走りで完走を期待する。

一貴はなかなかタイムを延ばせなかったが、失うものは何もない。ポイント獲得を目指し、意地の走りを最後に見せて欲しい。

Q2とQ3のタイム差が大きい事から、燃料を多く積んだ状態だとタイムはかなり落ちそうだが、来季のシートを懸けた最終戦は荒れたレース展開が予想されるだけに、辛抱強く完走するとポイントは転がり込んでくるかも。

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