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2009年11月22日 (日)

トヨタ F1 富士で一貴と可夢偉が最後のランデブー走行

恒例のトヨタのファン感謝イベント、「トヨタモータースポーツフェスティバル(TMSF)」が11月22日(日)に富士スピードウェイで開催され、約2万8000人のファンの前で、今年限りでF1から撤退を表明したトヨタF1チームがファイナルランを行った。

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ウェルカムセレモニーでは、当初予定になかった豊田章男トヨタ自動車社長が登場。F1からの撤退と勝利を成し遂げられなかったことをファンに詫びた。 

午前のスペシャルランでは、ウィリアムズのレーシングスーツを着た中嶋一貴は初めてのトヨタマシンTF108で、小林可夢偉はTF109でランデブー走行を行った。

イベントの最後のファイナルランでは、TF109の可夢偉とTF108のヤルノが5周の走行の後、ホームストレートでドーナツターンを繰り返し、最後の雄姿を見に詰め掛けたファンに感謝の気持ちを表した。

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可夢偉は「寒いコンディションの中、たくさんのファンの方々に集まっていただきうれしく思います。来年のことはまだ決まっていませんが、F1で走れたらいいなと思いますのでこれからも応援よろしくお願い致します!」と力強くコメント。
トゥルーリは「トヨタでこんなに長く(5年間以上)走れてうれしい」と語り、ファンの応援に感謝していた。

F1_toyota_tmsf_20091122a ”Time to say goodbye"

【小林可夢偉と中嶋一貴の記者会見Q&A】

Q: トヨタのF1撤退をいつ、どこで聞きましたか? また、来年に向けた今の状況を教えてください。

小林可夢偉: 11月4日の撤退発表の前日、3日にドイツ・ケルンのファクトリーで聞きました。ちょうどミーティングがあり、その場で来年のレースシートをもらえるのかと思ったんですが、“F1撤退する可能性があるようだ。もし、明日の朝起きた時に撤退のプレスリリースが出ていたとしても驚かないでくれ”と言われました。そして翌朝、マネジャーから正式撤退したことを聞かされたんです。そのときはあまりにもショックだったんですが、なんと言っていいかわからないまま“大丈夫です”と言いましたが、後で考えれば、全然よくないよなという感じでしたね。その後はあまり覚えていないので、何とも言えません。来年の状況ですが、マネジャーが他チームと交渉をしてくれてると思います。ですが、僕はちょっと休みをもらおうかなと。チームが決まらないと僕も動くのは難しいと思うので。12月にヨーロッパへ戻るので、その時に来年のことを本格的に考えようという状態です。

中嶋一貴: 僕も日本時間の4日朝、イギリスの3日午後でしたが、状況としては可夢偉と一緒でした。僕はトヨタのF1チームで走っていたわけではないですが、トヨタに支援してもらっていましたし、F1ファンとしても残念に思いました。来年に向けた状況も可夢偉と同様で、TMG(トヨタ・モータースポーツ有限会社)の方に交渉をお任せしている感じです。今のところなにか決まったというわけではないのですが、来年からF1チームがいくつか増えますし、まだ状況は確定していないと思います。今年は結果が出ませんでしたが、ドライバーとしては成長できたと感じています。

Q: 可夢偉さんに質問です。シーズン末にトヨタのマシンをドライブされましたが、シーズン前のテストで乗ったマシンと比べてどのように進化していましたか?

可夢偉: すべてが進歩していました。ダウンフォースもそうですが、全体が進歩していたのでバランスは以前と変わらなかったですね。全体的にレベルが上がっていたというのがわかりやすい言い方かと思います。

 
Q: 一貴さんに質問です。トヨタのマシンに初めて乗ったわけですが、ウィリアムズと比べて乗りやすかった、乗りにくかったということはありますか?

一貴: ウエットコンディションでしたし、直接比較はできないですが、今回ウィリアムズ以外のマシンを初めて乗ったので、操作についてはいくつか異なる部分がありました。細かくは言いにくいのですが、マシン自体の乗りやすさという面ではちょっと違う感覚がありました

Q: 可夢偉選手にお伺いします。トヨタF1のラストランというなかなかできない経験をされて、感じたことなどはありますか?

可夢偉: 言いたいことはいろいろあるんですが(笑)。僕は14歳の時にFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)に入りましたが、その頃のトヨタの目標はトヨタで勝てる日本人ドライバーを育成するということだったと思います。その時の目標にもうすぐ近づけるという段階でしたが、14歳の時はまさか自分がこういう状況になるとは思ってなかったのが正直なところです。これからF1の世界からトヨタがなくなってしまうわけなので、僕は1人で戦っていかなければなりません。ここまで来られたというのは本当に感謝していますし、こういう場でみんなに成長した姿を見てもらえたのは良かったです。

2人共、この時点でのサプライズ報告は無く、契約まではもう少し時間がかかりそうだ。TDPがいくつかのチームと交渉中の様だが、人的サポートだけで資金援助は期待できないだけに、なかなかシート獲得は困難と思われる。

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