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2009年11月27日 (金)

BMW、条件付でペーター・ザウバーにF1チームを売り戻し

BMWは11月27日、カドバック・インベストメント・リミテッド社への売却が完了しないことを発表し、F1チームの2010年参戦承認を条件として、チームをペーター・ザウバーに売り戻すことで同意した。

ザウバーは1993年にチームを設立し、2005年の終わりにBMWが買収し、BMWのワークスチームとなったが、2009年末でのBMWのF1撤退を受け、カドバックが買収し、チームの株はカドバックとペーター・ザウバーが所有していると思われていた。しかし有罪判決を受けた詐欺師のラッセル・キングの発案によるこの買収は資金不足のため完結していなかったと考えられ、ザウバーチームとして2010年に復帰することになりそうだ。

【ペーター・ザウバーのコメント】

「このような解決策を見出すことができて、とてもホッとしている。これでチームの本拠地と作業場の大部分を保持することができる。新チームはF1で素晴らしい未来を築けると確信している。新しい構成条件を用いたF1の最近の変化は、プライベートチームにプラスになる」

「ここのスタッフは非常に能力があり、モチベーションも高い。彼らとともにこの新しいチャレンジに立ち向かうのが楽しみだ。非常に成功した4年間を共有できたことについてBMWに感謝したい」

【BMW AG取締役クラウス・ドレーガー博士のコメント】

「この解決策にとても満足している。これはチームの将来にとって最も重要な条件を満たしている。ペーター・ザウバーと我が社との関係は常に良好で、無条件の尊敬という特徴がある。ペーター・ザウバーとチーム全員に、この4年間の素晴らしい協力を感謝したい」

また、BMWはザウバーとの合意により、人員は現在の388人から約250人に削減することも発表している。

ザウバーに対しては、アメリカ人投資家が救済に乗り出しているとの噂もあり、経済的にも問題はなさそうだが、サウバーが2010年に14番目のチームとして参戦するためには、FIAと全チームの同意が必要となる。
FIAは既にカドバックを承認しているが、ウィリアムズなどは、チームの新しいオーナーの素性がわからないために反対していた。しかし名の通ったザウバーの再エントリーに反対する理由はないと思われる。

また、ザウバー復活により、旧BMWのドライバーのニック・ハイドヘルドの去就も注目とされる。チーム数が増えることは、可夢偉や琢磨にとっては良いニュースなのだが、トヨタF1参戦権のステファンGPへの売却というバカな噂はともかく、トヨタ撤退へのペナルティの内容次第では、ルノー撤退の可能性もあるだけに、来季F1シートの確定にはもう少し時間が必要かもしれない。

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