« ブリヂストン 2010年末でF1タイヤ供給から撤退を発表 | トップページ | バギーミーティング (11月):DB01 Bajaにひかれ右前足骨折! »

2009年11月 3日 (火)

トヨタ 11月8日にF1撤退発表か?

トヨタは、11月8日(日)に2010年のF1活動に関しての発表を行うらしい。

F1_toyota_kamui_20091103 F1レーサーか? すし職人か?

11月8日と言えば、2010年のF1活動予算が決定される11月15日の役員会の一週間前だが、これは既にF1撤退が決定しており、予算承認の必要が無いことを意味するのではないだろうか?

それとも現段階で2010年の2名のドライバーが決定し、同時に予算も承認範囲で確定しており、役員会を待たずして予算承認が内々に決定しているかのどちらかだ。

常識的には、トヨタの様な大企業では、F1活動予算は正式な役員会の承認を得ずして決定されることはないと思われるので、残念ながら前者の可能性の方が高いと思われるが、両方の要因について推測してみた。

【F1撤退要因】

●今年9月29日に米トヨタは過去最大の380万台のフロアマットトラブルによるリコールを発表し、業績回復に大きな影響を及ぼすと見られており、トヨタF1チームの山科忠代表は同日の会見で「来期以降の業績によっては(参戦は)不透明だ」と述べている。

●F1参戦8年目となる2009年の目標は「初優勝」と各戦でのポイント獲得だったが、表彰台は何度か獲得したものの、初優勝は達成されず、勝てるドライバーであるライコネン獲得に失敗した時点で、来季は継続参戦しても優勝は困難で高額な投資に見合わないと判断した。

ウィリアムズにエンジン契約を解約され、現在他のチームと交渉中としながらも、実際にはトヨタのエンジン供給を希望するチームはなく、来季エンジン開発を中止しても問題はない。

【F1継続要因】

ライコネン獲得断念により、高額年俸分が浮き、小林可夢偉ともう一人のドライバー(高額年俸ではなく、若手?)で来季挑戦することを決定したことで、大幅なコスト削減が達成され、役員会の承認を待たずして事前に承認されていた予算の範囲で継続参戦が可能になった。

●アブダビGPの直後にはジョン・ハウェット トヨタ・モータースポーツGmbH社長が、可夢偉の走りを評価し、来季のシートも70~80%確実という前向きなコメントをしており、山科忠チーム代表からもネガティブなコメントはなかったので、撤退決定は考え難い。

●トヨタはパナソニックとF1チームのメインスポンサーを2010年から2012年まで3年間延長継続する契約を今年締結しているので、スポンサーの問題は考え難い。

●トヨタは2010~2012年のコンコルド協定に調印しており、また10月1日にZF Sachsと2010年シーズンのサプライヤー契約もを発表している。 山科忠チーム代表はこの時点で「シーズン半ばですが、来シーズンの開発と計画はすでに始まっています」と述べている。

最終的には、トヨタという企業のチームである以上、経済的な要因が最も重視すると思われる。 折角、小林可夢偉の活躍にF1ファンは大喜びし、2010年のトヨタのシート獲得が確実かと期待していただけに、もし撤退発表であれば、残念でしかたがない。 逆に可夢偉と一貴の夢の日本人コンビとかのサプライズ発表も密かに期待している。 可夢偉も実家の尼崎のすし屋の後を継ぐにはまだ早かろう。

なお、トヨタがF1から撤退することになれば、その2010年のグリッドはサウバーに与えられることになる可能性が高いらしい。

|

« ブリヂストン 2010年末でF1タイヤ供給から撤退を発表 | トップページ | バギーミーティング (11月):DB01 Bajaにひかれ右前足骨折! »

■F1」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ブリヂストン 2010年末でF1タイヤ供給から撤退を発表 | トップページ | バギーミーティング (11月):DB01 Bajaにひかれ右前足骨折! »