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2009年10月19日 (月)

F1 第16戦 ブラジルGP 決勝:バトンがワールドチャンピオン獲得、小林可夢偉は9位!

F1第16戦 ブラジルGPの決勝レースが10月18日(日)行われ、レッドブルのマーク・ウェバーが優勝し、ジェンソン・バトン(BrawnGP)はセバスチャン・ベッテルに15ポイント差をつけ、1レースを残して2009年F1ワールドチャンピオンを獲得した。

また、BrawnGPは、2位のレッドブルに25.5ポイント差をつけ、F1コンストラクターズタイトルも獲得した。 参戦初年度のF1チームのタイトル獲得はF1史上初の快挙。

F1_brawn_gp_20091018e Congratulations Jenson!!!!!!!!!!!!

【ジェンソン・バトンのコメント】

「今日は僕のキャリアの中で最高のレースだった。チームにとって、ここでコンストラクターズとドライバーズ・チャンピオンシップを獲得することは素晴らしい。冬の間に乗り越えた辛い時期を考えれば、この優勝は当然の結果だ。」
「ブラックリーのファクトリーにいるスタッフには、みんなが頑張ってこのように素晴らしいマシンをつくってくれたことを感謝する。一生の夢を実現したことが嬉しい。今夜はすごいパーティになるだろうね!」

【ロス・ブラウンのコメント】
「ジェンソンは素晴らしいレーサーだし、彼は素晴らしいレースをした。彼は何をしなければならないかわかっていた。彼は彼が手に入れたすべてに値する」

元ホンダのスタッフへ、「彼らみんなが冬の間に行った仕事はセンセーショナルだった。そして、我々がチームを大きさを変えなければならなかったことで、我々と一緒ににいることができなかった全員に言わなければならない。彼らが本当に努力してくれたおかげで頑張ることができた。彼らはチームが成し遂げたことに誇りを持ってもらいたい。彼らは我々が成し遂げた全ての一部なのだから」

レースはオープニングラップから多重クラッシュの荒れた展開となったが、2位はBMWザウバーのロバート・クビサ、3位はマクラーレンのルイス・ハミルトンが入り、チャンピオン争いのルーベンス・バリチェロは8位、セバスチャン・ベッテルは4位に終わった。

中嶋一貴(ウィリアムズ)は、小林可夢偉と接触しクラッシュ、リタイアに終わり、ポイント獲得の絶好のチャンスを逃した。

【中嶋一貴(リタイヤ)のコメント】
「リスタートのあとはとても難しかったです。順位を維持することができず、前のマシンに抑えられてしまいました。事故まではよいレースをしていたので、こんな風に終わったのは残念です」

トヨタ勢は、F1初出場となった小林可夢偉が序盤バトンやハミルトンと激しいバトルを繰り広げ、一時は3位を走行するなど将来の可能性を感じさせる走りを世界に魅せつけたが、タイヤ交換後は順位を伸ばせず9位とポイント獲得まで後一歩のデビューとなった。 ヤルノ・トゥルーリはオープニングラップのクラッシュでリタイアし、トヨタ初優勝の夢はまたもやお預けとなった。

F1_toyota_kamui_vs_button_20091018 王者バトンを押さえるルーキー可夢偉

【小林可夢偉(9位)のコメント】
「厳しいレースだった。初めてのGPなので、F1で初めて経験することばかりで、学びながらの体験だった。体力的には非常に長いレースで、大変だった。完走することが目標だったので、それを達成できて嬉しいが、スタートしてからは、ポイントも狙える良いポジションにいたので、ポイント獲得を逃したのは少し残念だ。最初のスティントでのクルマは好調だったが、タイヤを交換すると、バランスが変わったように感じ、少してこずった。経験を積めば、克服できると思う。このように、今日は初レースであり、今後向上できることはいくつかあるが、今週のパフォーマンスには満足している。サポートをしてくれたチームのみんなに感謝したい」

【山科忠トヨタチーム代表のコメント】
「走行するのは今回が初めてであり、週末の始まりは難しいコンディションの中、彼は非常に良い仕事をした。私たちが期待したように、彼は激しいバトルを繰り広げ、ファンの方々に素晴らしい走行をお見せすることができた。特に、ハードであったレース終了直前にも、他のクルマを抜いて見せたのは特に素晴らしく、彼の頑張りを誇りに思う

【ブラジルGP 決勝結果】

Pos.No.DriverTeamLapsTimeGapKphBestLap
1 14 M・ウェバー レッドブル 71 1:32:23.081 - 198.675 1:13.733 25
2 5 R・クビサ BMW 71 1:32:30.707 7.626 198.402 1:14.155 38
3 1 L・ハミルトン マクラーレン 71 1:32:42.025 18.944 197.998 1:14.345 59
4 15 S・ベッテル レッドブル 71 1:32:42.733 19.652 197.973 1:13.890 59
5 22 J・バトン BrawnGP 71 1:32:52.086 29.005 197.640 1:14.353 46
6 4 K・ライコネン フェラーリ 71 1:32:56.421 33.340 197.487 1:14.558 47
7 12 S・ブエミ トロ・ロッソ 71 1:32:59.072 35.991 197.393 1:14.563 58
8 23 R・バリチェロ BrawnGP 71 1:33:08.535 45.454 197.059 1:13.950 20
9 10 小林可夢偉 トヨタ 71 1:33:26.405 63.324 196.431 1:14.676 71
10 3 G・フィジケラ フェラーリ 71 1:33:33.746 70.665 196.174 1:14.931 55
11 21 V・リウッツィ フォース・インディア 71 1:33:34.469 71.388 196.148 1:14.990 43
12 2 H・コバライネン マクラーレン 71 1:33:36.580 73.499 196.075 1:14.303 68
13 8 R・グロージャン ルノー 70 1:32:24.926 1 LAP 195.811 1:14.789 54
14 11 J・アルグエルスアリ トロ・ロッソ 70 1:32:31.633 1 LAP 195.574 1:14.861 59
Not Classified
Pos.No.DriverTeamLapsTimeGapKphBestLap
  17 中嶋一貴 ウィリアムズ 30 41:25.793 未完走 187.169 1:15.073 21
  16 N・ロズベルグ ウィリアムズ 27 37:47.514 未完走 184.663 1:14.370 16
  6 N・ハイドフェルド BMW 21 30:05.966 未完走 180.320 1:14.988 19
  20 A・スーティル フォース・インディア 0 - 未完走 - - -
  9 J・トゥルーリ トヨタ 0 - 未完走 - - -
  7 F・アロンソ ルノー 0 - 未完走 - - -

久々にハラハラ、ドキドキするF1レースを見た。 そして最後にはホンダやスーパーアグリの想いの詰まったBrawnGPのマシンをドライブするバトンの姿に胸が熱くなった。

また、可夢偉の走りは今のF1に暫く欠けていた純粋に戦う姿(モーター・スポーツ・スピリッツ)を思い起こしてくれた。 この感動を与えることが出来る可夢偉こそが来季のトヨタのシートに座るべきである!

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コメント

やはりと言うか…

結局バトンに決まりましたね!シーズン終盤は奇跡が起こるかドキドキ!まだバトンのチャンピオンが決まらないのか?とモヤモヤ(笑)楽しめました。

一貴はやはり今回もダメでしたね。替わりに可夢偉は初めての参戦で期待の持てる走りを披露してくれて…来期はトヨタに乗ってくれれば良いのですが、もう少しゆっくりとストーブリーグを楽しむとしますかね♪

投稿: 万歳! | 2009年10月20日 (火) 18時10分

●ブラジルGPは面白かったですよね。 毎回これくらいの緊張感でやって欲しいですよね。 最近のF1はシューマッハあたりから予選が終わった段階で勝つドライバーが見えていて面白くなかったですね。 バトンは、可夢偉がなかなか抜かせなかったことに対して「礼儀知らず」とか言ってますが、それがレースの魅力だと思うんですよ。 予選タイムが早い車に全て譲っていたら、決勝レースをする必要はないですからね。

可夢偉の走りには一貴にはない勝利への執念がありますよ。 琢磨のコメントには「楽しみたい」という言葉がよく出てきますが、どうしてもポイントを取りたいとか、勝ちたいとかは言わないですよね。
今年の琢磨は可哀想に運が無いですね。 「運も実力の内」であれば、実力がないのかも。

可夢偉はグロックの回復次第でアブダビGPにも参戦するかも。
トヨタ首脳陣としても、もう一戦見てみたいのでは? 可夢偉が2ndドライバーになれるか否かは、11月15日の2010年のチーム予算を決定するトヨタ自動車の役員会で決まるようです。 ライコネンとトゥルーリの組み合わせなんかも勝てそうだけど・・・

投稿: Yasshi | 2009年10月20日 (火) 21時50分

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